今朝は静岡県浜松市の浜名湖です!およそ500年前の大地震によって海とつながった浜名湖。海水と淡水が混ざるため、豊かな生態系と美しい自然が特徴です。面積はおよそ65平方キロメートルで、湖としては国内10番目の大きさです。

湖の南側、海に近い場所にあるのが弁天島。JR東海道線の駅もあるこの島の近くには、天然の干潟「いかり瀬」という場所があり、そこに大きな赤い鳥居=弁天島観光シンボルタワーが立っています。水面に鳥居が映える、景色が美しい人気スポットで、4月からの温暖な時期は、潮干狩りのシーズン。休日には、朝早くからたくさんの観光客が訪れます。

●浜名湖の食べ物といえばやはり「うなぎ」です。

100年以上の歴史ある「うなぎ」の養殖は浜名湖がその起源です。体長15センチほどに成長した「クロコ」と呼ばれる「うなぎ」を浜名湖で獲り、湖の周辺に堀った池で育てるという当時としては画期的な方法ではじまりました。現在ではそれがさらに進化し、体長5センチほどの稚魚「シラスウナギ」から育てるやりかたが、全国にひろがりました。

うなぎといえば、蒲焼ですよね。関東では、うなぎを背開きにして一度焼いた後に蒸し、再び焼き上げる方法が一般的。関西では、腹開きにして蒸さずにタレを付けて一気に焼き上げる調理法。地理的に中間にある浜名湖ではその両方を食べることができます。関東風、関西風、どちらの蒲焼がお好みでしょうか?

静岡名産の熱い「新茶」と一緒にどうぞ。