●『ネコまる』

2025夏・秋号の特集は、【最強の相棒】

広島県と岡山県を結ぶ芸備線「志和口駅」。無人駅だったこの場所に再び人が集まるようになったのは、2024年春に就任した兄弟猫の駅長「やまと」と、副駅長の「ちどり」のおかげ。就任式にはおよそ300人が訪れ、地元議員や国土交通大臣も駆けつけ、大きな話題になりました。二匹が勤務するのは、駅の向かいにある「りょうま駅長記念館」。初代猫駅長「りょうま」が地域を盛り上げた足跡を伝える場所です。新駅長たちの登場で来館者は急増、まもなく1万人に。現在、「やまと」と「ちどり」は駅長帽をかぶる練習や、ハーネスを付けて駅舎に行く準備をしています。

●『POPEYE』6月号

【先輩たちのエチケット。】

名著から学ぶ、大人の処世術を紹介。作家・開高健さんは、お酒は好きでも、パーティーは苦手だったそう。そんな彼が編み出したのは、ちょっと意外な乗り切り方。著書『風に訊け』にあるのがこの一節。「つまらない飲み会は、心のなかで弔事を読んで表情豊かに」。相手のお葬式でどんな弔事を読むかを考えながら飲むと、笑顔になった、真面目な顔になったり、自然と表情が動く。この表情の変化を、酒に酔っている相手は、自分に都合よく受け取ってくれるのだとか。無理に合わせるより、心の中に「もうひとつの劇場」を。それが、開高さん流スマートなエチケットです。

●『ELLE GOURMET』no.45

【日本のパン職人も注目!デンマーク伝統の「ロブロ」とは?】

「ロブロ」はデンマークの伝統的なライ麦パンのことで、1000年以上前から人々の食生活を支えてきた国民食です。そのロブロに今、日本のパン職人たちも注目しています。東京・八王子の人気店「CICOUTE BAKERY」では、北海道・中川農場のライ麦を あらびきし、自家製粉。ライ麦の甘みと「もちホロッ」とした食感を引き出しています。プレーンとごま入りの2種類を展開。また、店内ではロブロに合う惣菜も販売し、食べ方も提案してくれます。

後半は、「●●沼」をテーマに雑誌をピックアップ!

●『Ray』7月号 

【専門家たちの「沼らせ」講座】

メンズ脳やフェロモンにアプローチする「沼」テクを、 専門家がレクチャー!教えてくれるのは、脳ハック系YouTuber「世良サトシ」先生。

*その①「このスタンプ、似てるね」で記憶に残す 

LINEで相手が使ったスタンプに「これ、〇〇君に似てるね」と伝えておけば、その後もスタンプを見るたびにあなたを連想。これは「思い出させテク」の一種。もちろん、相手が納得する「似てる感」が重要なので、外しすぎやネガティブ印象なスタンプはNG!

その②「決めつけトーク」で特別感を演出 

会話は「質問攻め」より「断言」が効果的!「兄弟いるの?」ではなく「 お兄ちゃんいるでしょ?」と決めつけて話すと、当たったときの驚きと、「この人、自分のことわかってる」という錯覚でグッと印象UP!*「沼らせ」とは、どれだけ自然に 相手の記憶に自分を残せるかの心理戦。

●『SCREEN』7月号 

【一度ハマったら、抜け出せない! ようこそ、魅惑の底なし中国ドラマ沼へ】

中国ドラマの中でも、圧倒的なスケール感を誇るのが中国時代劇。例えば、唐を舞台にしたサスペンス『長安二十四時』は、再生回数165億回。総製作費150億円、4万6000平方メートルの敷地に当時の街並みを再現するなど、超大作!俳優陣も超豪華!美女から、イケおじまで勢ぞろいで、層の厚さも魅力のひとつ。最近のブームは、架空の時代を舞台にした「時代劇ファンタジー」!2021年に大ヒットした「山河令」は、その代表格。空を飛ぶ、水の上を走るは当たり前。とにかく何でもアリ!の強烈な作品なのだそう。

●『ダ・ヴィンチ』6月号 

【電子書籍の沼にハマって眠れない!!!】

電子書籍は、お金も時間も惜しまず楽しめる「沼ツール」。その魅力をたたえる「電子出版アワード」は、日本電子出版協会(JEPA)が18年前に創設。電子書籍だけでなく、「デジタル・インフラ賞」や「エキサイティング・ツール賞」など、技術や仕組みに注目した多彩な賞が特徴です。*中でも印象的だったのが、第17回「スーパー・コンテンツ賞」受賞の『小学館 世界J文学館』。紙の本にQRコードを添え、スマホで読み取ると125冊の作品が電子で読める仕組みに。読み上げ機能も搭載されています。