●『一個人』 夏号

【日本人はなぜ、夏に怖がりたがるのか】

夏の風物詩である「肝試し」は江戸時代、武士の度胸試しとして始まったのが起源だと言います。「お化け屋敷」もまた、江戸時代にあったそうです。千葉県市川市に「八幡の藪」と呼ばれる森がありますが、そこは「一度入ったら、2度と出られない」という伝承があり、この藪に迷い込む恐怖から、江戸時代、当時の移動型お化け屋敷は「やぶ」と呼ばれたそうです。ちなみに、この藪、今も、町なかなのに、整備されず、手付かずの状態で残っていて、地元の方は、決して立ち入らないとか。

●ぽっちゃり女子のおしゃれ応援マガジン『la farfa』7月号 

Marshmallow Girl's BEST SUMMER FASHION

この夏ヒットが予測されるものの中から、マシュマロBODYに似合う色やデザインを厳選してご紹介。淡い色調の「ペールトーン」は今シーズンも人気継続中。2021年のカラー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた「ペールイエロー」をほんの少し取り入れるだけでも、活発でヘルシーな雰囲気に!他にも、この夏は、一部のパーツに生地をたっぷりと使った「ボリューム袖」が人気。

●『UOMO』8月号

【課金すべきは服より肌!その顔、ハウマッチ?】

男性美容評論家の藤村岳さんが、お肌に悩みを抱える男性たちに、効率的かつ効果的な「メンテナンス方法」を提案。29歳の会社員、津島さんは、マスクの影響で口周りのニキビが急増というお悩みが!そこで藤村さんは、広範囲に繰り返す津島さんのニキビには顔全体を一度にカバーできる韓国のシートマスク「CICA」(※1枚418円)」をおススメ。さらに、お肌の保湿のために「肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン液」などを提案。トータルは、2398円でした。つづいて、乾燥やシワ、たるみ、くすみと悩みの尽きない40歳の会社員、仲田さんへは、一回の思い切ったメンタル課金で肌年齢を巻き戻し、そこから肌ケアすることを提案。最新鋭のフォトフェイシャル、ビタミンCイオン導入など含めて、トータルは11万円でした。

●『Numero TOKYO』7・8月号

【かわいい温故知新】

実は、可愛い=小さくて愛らしい、という意味になったのは、江戸時代からなのだそう。日本美術史学者の金子信久さん曰く、江戸時代の「かわいい」という表現は複雑で奥深いと言います。犬や猫といったかわいい動物をリアルに描いた歌川国芳のような画家がいたり、猛々しい虎をデフォルメして愛嬌たっぷりに描いた 尾形光琳のような画家も。さらに、江戸幕府の3代将軍、徳川家光がかいた可愛らしい「ミミズク」の絵も、Numeroの中で紹介しています。(※絵を描くことは武家のたしなみのひとつとされ、家光公の絵はこれまで20作品以上見つかっている)

●『&Premierem』8月号

【美しいもの、かわいいもののある暮らし】

ともに10年以上をスウェーデンで過ごした、インテリアショップ「ナチュール」を営む須長檀さん、理世さん夫妻。お2人の住まいは、可愛いモノに囲まれています。「かわいいの解釈はいろいろあると思いますが、僕らはブラックユーモアがあるもの に惹かれます」と語るおふたり。かつて住んでいたスウェーデンは、可愛いといっても「皮肉っぽい」ものが多かったそうです。なので、単純にキュートなものより毒っけのあるものについ惹かれてしまうのだとか。その一つが、「おじさんが寝転がって駄々をこねているような姿の木彫りの人形」。スーツを着た恰幅のいい紳士が幼児のようにむずかっているギャップに、心がときめくといいます。

●『With』8月号

一番新しい「可愛いの教科書」】

女優の広瀬アリスさんが、今の時代の「可愛い」について語っています。広瀬さん、学生時代、女の子の外見についてとやかく言う男の子がいると、「何?」といちいち食ってかかっていたのだとか。そんな広瀬さんが「カワイイ」と思う人とは・・年齢関係なく、少女っぽさがある人。例えば大ベテランなのにくしゃくしゃって笑ったり、恥じらっている表情が垣間見えたりすると「いいなぁ」と、人間らしさに惹かれるといいます。また、キレイは表面的だけれど、可愛さは「内面の魅力」が溢れ出たときに感じられるもの、それが広瀬さんの考える現代の「カワイイ」です。