マグロの町・三崎で出会った、海の恵みと新しい魅力
今週と来週は、私ジョン・カビラが取材してきた模様をお届けします。今回お邪魔したのは、東京から車でおよそ1時間半、神奈川県三浦市にある 三崎漁港 です。

「三崎」といえば、全国有数のマグロの水揚げ量を誇る港町。
その三崎漁港に隣接する産直センター うらりマルシェ を拠点に、マグロを中心とした三崎の今をレポートしました。
観光の拠点としての「うらりマルシェ」

「うらりマルシェ」を運営するのは、三浦海業公社。代表の若澤美義さんによると、ここは単なる直売所ではなく、
- 海を楽しむ入口としての場所
- 観光客を迎え、市内へ回遊してもらう"門前町"的存在
そんな役割を担っているそうです。
なぜ三崎はマグロの町なのか
三崎がマグロの一大産地として発展した理由には、地形的な強みがあります。城ヶ島が自然の防波堤となり、古くから水揚げに適した港だったこと。
昭和に入ってからは生のマグロの水揚げが本格化し、近年では「獲る」だけでなく「食べる」魅力にも力を入れ、名実ともにマグロの町として知られるようになりました。
1階「さかな館」で再発見するマグロの奥深さ

うらりマルシェ1階の「さかな館」には12店舗が並び、やはり一番の人気はマグロ。世界中の海で獲れたマグロが冷凍され、ここ三崎に集まります。印象的だったのが、「マグロは捨てるところがない」 という言葉。
赤身やトロだけでなく、卵や心臓といった希少部位まで販売され、マグロのすべてを味わえる場所になっています。

希少部位「ハチ」のおいしさ
天然マグロ専門店 魚音 では、普段あまり見かけない希少部位が冷凍ケースに並んでいました。
中でも注目は「ハチの身」「ハチの子」。ハチとは、マグロのこめかみ、はちまき部分のことで、加熱すると最も身が柔らかくなる部位だそうです。

- かぶと焼きのメイン
- フライ
- ネギま鍋
どれもおすすめとのこと。いや~、勉強になりました。

おすすめレシピと驚きの加工品
「さかな館」を巡った後は、天然マグロ専門店 オーシャン・グロウ へ。

宮川さんに教えていただいたのが「マグロのユッケ」。

レシピ
【マグロのユッケ】
材料
- ユッケたれ
- 焼肉のたれ 大さじ8
- 醤油 大さじ1.5
- ごま油 大さじ0.5
- 砂糖 大さじ1
- 粗びきコショウ 少々
- コチュジャン 少々
作り方
- マグロを半解凍のうちに削ぎ切りにしてしから細切りに。
- 材料をすべて混ぜ合わせ、そこの①で作ったマグロを和える。
- お好みで白ごま、きゅうりなどと一緒に盛り付け、卵黄をのせて出来上がり
宮川さんに教えていただいたのが「マグロのユッケ」は、マグロのお刺身を細切りにして、タレと、仕上げに卵黄をのせるもの。シンプルに「ごま油+塩」だけの 塩ユッケ もおすすめだそうです。
マグロ×スイーツ!?「マグレーヌ」

加工品のお店 清月 で気になったのが、マグロ入りマドレーヌ、その名も 「マグレーヌ」。三崎マグロのとろ角煮を使った商品も試食しましたが、予想以上にマグロがしっかり入っていて驚き。まさに、ここでしか出会えない唯一無二の一品です。
三崎の海は、まだまだ面白い
マグロの町・三崎は、ただ有名な産地というだけでなく、食べ方、伝え方、楽しみ方が進化し続けている場所でした。
次に三崎を訪れるときは、ぜひ「うらりマルシェ」から、三崎の今を体感してみてください。