先週に引き続き、私、ジョン・カビラが、福島県いわき市の沼之内市場を取材した模様をお届けします。

今回は、いわきに伝わる郷土料理、あんこうの「どぶ汁」を、現地で作っていただきました。
あんこうは、水温が下がって肝が大きくなる11月から3月くらいが旬。まさに冬の味覚です。いわきの「どぶ汁」・・・どんな風に作るのか、そしてどんなお味なのか・・・。
福島県漁協女性部 連絡協議会会長の久保木幸子さんにお話を伺っていました。「どぶ汁」、もともとは漁師めしがルーツのようですね。そして、その調理行程ですが、「水をいっさい使わない」、「あんこうは骨以外全部使う」など驚くほどシンプル!ただ、近年は、あんこう自体あまり獲れなくなっているので、地元でも召し上がる機会は減っている、なんてお話もありました。これは、ありがたく残さずいただかないとですね!

肝が溶け込んだ濃厚でアツアツのお汁に、コラーゲンたっぷりのあんこう、そして、味が染みたネギと大根。取材は今月半ばだったんですが、今でも、どぶ汁の味、思い出しちゃいます。

久保木幸子さんに教えていただいた【あんこうのどぶ汁】

【材料】
- あんこう
- ネギ
- 大根
- 味噌
- あらかじめ、あんこうの身を切り分けておく。
- 肝を鍋で炒め、大根、あんこうを入れ、煮えてきたら味噌を入れる。
- 味を見ながらネギを入れ、しばらく煮たら完成。

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