6時台のコーナー、「TOKYO CROSSING」でもお届けしましたが、アメリカ・トランプ政権の追加関税で大きく揺れる日本の自動車産業ですが、そんな中、アメリカでは今、日本の中古車人気が高まっているそうなんです。

アメリカの地方都市に集まる日本の旧車、80年代90年代の車たちを興奮して眺める車ファンの人たち。今日は、そんな様子をYouTubeチャンネル、Steve's POV(スティーブ的視点)で配信されている、テキサス在住のSteveさんにお話を伺います。

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すごく日本語がお上手なSteveさん、YouTubeでは、日米比較から車関連の情報など、発信されていますが・・・それだけ日本語がお上手な理由は?

大学生時代にアメリカに輸入されてきたバブル期の日本製品に魅了され、日本語や日本カルチャーを学べばビジネスにつながるのでは?と考えたことから日本語を勉強。日本への留学経験はないんですが、アメリカで勉強して、通訳や翻訳、ビジネスなどを日本と展開。

2000年に入って日本の経済が停滞してきたことから、もっと他の手段で繋がりを持てないかと息子とYouTubeを展開するようになりました。

*なぜ「車」をテーマにされているのでしょうか?Steveさんが初めて購入した車は日本車??

当時は、日本車には全く興味がなくて、典型的なアメリカの大型の車に乗ってました。日本車の良さが分かったのは、日本に行くようになってから。

当時アメリカには入ってきていなかった車種や改造車を見て、惚れてしまいました。シャコタンデコトラ・・・見たこともないような車がいっぱいでした。

*では、今、トランプ関税についてはどれくらい心配されていますか?

心配はしていますが、すぐに反応するのではなく、少し冷静に見た方がいいのかなと思っています。良いことではないと思いますが、日本のメーカーはアメリカに工場を持っているので、アメリカ国内で作られた車には適用されないわけですし・・・ビジネスマンとしてまず一発くらわせて、そこから話し合い、交渉に入るのがトランプのパターンだと思います。

そして、製造業に関して、日本は日本国内で、アメリカはアメリカ国内で作ることが重要と考える部分には個人的には賛成しています。

*そして、YouTubeにも、アップされていましたが、日本の中古車がアメリカで人気のようですね?

アメリカで発売されなかった車は、25年経つとアメリカに持ち込めるルールがあるんです。そこで、当時のスポーツカーを輸入する動きがあり、人気となっています。

*どんな人たちが日本の中古車のファンに?

人種も年齢も関係なく、日本車を見たことがないからこそ、面白がるという感じでしょうか。映画(ゲーム)の世界に出てくるような車がたくさんあるので、興味を持つ人も多いです。80年代90年代の日本車に、素晴らしい車がたくさんあったことにアメリカ人が気がついた、というところでしょうか。

Steveさん、ありがとうございました!今日は、YouTubeチャンネル、Steve's POV(スティーブ的視点)を配信されている、テキサス在住のSteveさんにお話を伺いました。

日本の中古車、食、カルチャーと、日米を比較しながら発信している動画、興味深いものばかりです!ぜひSteveさんのYouTubeチャンネル、チェックしてみてください!

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皆さんが世界に誇れる日本の文化、モノ、どんなものがありますか?海外で、これがウケた!、これはすごいと思う!などぜひ、Xやメッセージでご意見お待ちしています。