96回アカデミー賞授賞式、日本時間の311日、ロサンゼルスのドルビー·シアターで開催されます。私も、WOWOWの番組案内役として、生中継をお届けします。この時間はロサンゼルス在住、ハリウッド外国人記者クラブ会員の映画ジャーナリスト、中島由紀子さんと共に、今回のアカデミー賞 授賞式の見どころ、チェックしましょう!

JK いよいよ今週末となりますが、そちらでの注目度はいかがでしょうか?プレゼンターに、ミシェル·ヨー、シャーリーズ·セロン、ルピタ·ニョンゴ、ブレンダン·フレイジャー、キー·ホイ·クワン&ニコラス·ケイジなど、過去の受賞者が大勢参加します。会場最高に盛り上がりそうですね。 中島さんが感じる今年のアカデミー賞のノミネーションの傾向、特徴とは?

中島さん: オッペンハイマー が何馬身も離して先端を独走して居る感じです。どんぐりの背比べのようなアカデミー賞も有りますが 今年はオッペンハイマーが走り抜ける年になるだろうと言うのが予感です。助演男優はロバートダウニーjr ほぼ確実主演男優は 私はキリアン マーフィーと思ってます。監督賞はクリストファー ノラン98%と思います。オッペンハイマーの劇場に足を運んだ観客数 興行収入(もうすぐ1 ビリオンドル) 批評家大絶賛 話題性 作品のクォリティ全てが揃っていて文句つけよう無しです。

JK: そんな中でも、中島さんが注目されている作品とは?

中島さん:個人的には「関心領域」(Zone of interest)が非常に良くできた秀作と思ってます。

JK 「関心領域」···こちらは、作品賞と、国際長編映画賞の他にも監督賞、脚色賞など、5部門でノミネートを果たしていますが、4年前(2020)のパラサイトが初の英語以外の言語の作品賞受賞以後、国際化が進んでいるようですね。(今回は作品賞に3作、「落下の解剖学」と「関心領域」、「パスト ライブス/再会」がノミネート。)

そして、今年はなんと言っても、日本映画が3部門でノミネートを果たしています。

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先日のグラミーもそうでしたが、女性パワーが目覚ましい今年のオスカー、作品賞10作品のうち3作品が女性監督というのも史上初とされています。昨年の映画界は、全米俳優組合のストなどで、公開が延期された作品なども多かったようですが、そういった影響は出てい流のか?

3月11日(月) 朝7時からWOWOWが、独占生中継で贈る「第96回アカデミー賞授賞式」世界が注目する映画の祭典「アカデミー賞授賞式」の模様を余すことなくお届けします。

そして、WOWOWはテレビだけじゃないんです。「WOWOWオンデマンド」なら、パソコンやスマホでも、アーカイブ配信も見られますので、月曜日の午前中、テレビは見られないという方は、ぜひ、そちらでお楽しみください。