日本酒、醤油、豆腐、抹茶・・・海外で人気となっている日本食材。その中でも今、ヘルシー食材としてアメリカやヨーロッパで人気に火がついているというのが・・・「KONJAC」そう、「こんにゃく」なんです。

海外輸出量も過去最高となり、様々な海外向け商品も誕生しているという「こんにゃく」。

今朝は、海外向けこんにゃく製品を製造、販売しアメリカのスーパーと共同で商品開発も行なっているという群馬県富岡市のこんにゃくメーカー ツトム食品の専務取締役 土屋和巳さんにお話を伺いました。

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最初にツトム食品のこんにゃくを気に入ってくれたのは、エストニア!実は、ビーガンも多く、ヘルスコンシャスな人が多いというエストニアで、ラーメンの麺としてツトム食品のこんにゃく麺が採用され、そこから海外進出を果たすことに。

現在は10カ国と取引があるそうで、アメリカ、そしてヨーロッパなどで人気。特にドイツでは、若い世代、それも男性の間で人気が高まっていることを実感したという土屋専務。

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「本当はおすすめはそのまま食べていただく形なんですが・・・」という土屋さんですが、海外ではそれぞれオリジナルのレシピを開発する料理研究家も多く、スイカとこんにゃくを合わせて、ゴマだれで食べたり、パッタイのように炒めたり、揚げたり・・・日本では考えられないようなレシピが次々と生まれているようです。

米粉を混ぜたというツトム食品のSoynyack(ソイニャック)は、もちもち、ツルツル食感が人気の商品。他にも枝豆こんにゃくなど、海外でも人気のフレーバーこんにゃくも発売しています。

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この4年で輸出金額が30倍にアップ!!というツトム食品。今後は、こんにゃくの概念を覆すような商品も開発中ということで、その展開も気になるところです!

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