今日はメキシコとアメリカの国境の街、ティファナでたこ焼きの露店を展開する日本人3人兄弟「TAKOYAKI BROS」にFeature Focus!
YouTubeも大人気のTAKOYAKI BROSの「社長」さんとISAACさんにご登場いただきました。そもそもなぜティファナで?
(社長)もともと僕が、ここから国境を超えたところにあたるアメリカのサンディエゴに住んでいて、よくこの地を訪れていたんですが、治安が悪く、貧困層も多い土地ながら、今は、急激に発展していて、日本食のレストランも続々登場しているところにポテンシャルを感じたんです。たこ焼きは馴染みがない食べ物だからこそ、若い日本人がティファナでたこ焼きを売る!というのが面白いビジネスコンセプトになるのではないかと。目標はメキシコ全土でたこ焼き屋を展開して、北米に広げていくという形です。
●たこ焼きのお値段は?
チーコ(Sサイズ)は、たこ焼き3つで50ペソ(2.5そしてグランデ(Lサイズ)は、11個で7.5ドルほど。
タコは食わず嫌いの人も多いようですが、もともと高級食材でなかなか新鮮なものは現地の人は食べられない状況。そんな中、TAKOYAKI BROSさんたちは、たこ焼き、エビ焼きを鰹節とソース、マヨネーズと日本と変わらない味で提供中!鰹節がたこ焼きの上で踊る姿に驚くお客さんや、マヨネーズはこってりしすぎるから抜いて、というお客さんも多いとか。さらに、熱さにも気をつけて!との注意書きも看板に書いているそうです。

●お店を構えている場所もすごいですよね!
営業は金・土・日・月で、朝5時半に場所取り、8時から営業というサイクル。治安がとにかく悪いので、生存確認をできるように出退勤を常に連絡し合っているほど。
●日によっては1500個以上売れる日もあり、「毎日が行けるぞ!」という意気込みで販売しているというISAACさんですが、やはり雨の日や良い場所が取れなかった時は売上がなかなか伸びない日もあるよう。

自分が目の前で作ったたこ焼きをメキシコ人が食べてくれて、「美味しい!」(Que rico!!)と言われた瞬間がとにかく嬉しいそうで、今後は、ティファナで2~3店舗のたこ焼き店を構え、いつかはメキシコの人たちがたこ焼きをより身近に感じ、食べるようになってほしいとお話しされていました。
「TAKOYAKI BROS」、YouTubeの動画、そしてTikTokやInstagramも展開されています。ぜひチェックを!
