今日は、昨年5月に番組で取り上げた、「気球で宇宙旅行をする!」という岩谷技研のプロジェクトをフォロー!
いよいよプロジェクトが本格化し、第1期搭乗者の募集がスタートしました。

特殊な浮力のあるガスをバルーンに入れて、宇宙に上がっていくという岩谷技研の気球ですが、第一号機のキャビンは二人乗りのカプセル型。パイロットと一人の搭乗者が乗船可能で、外の景色が見えやすいような作りになっています。

高度2万5000メートル上空まで上がる予定で、そこから見える景色は、青い地球が眼下に広がる風景。
宇宙飛行士が見る「宇宙」の風景と変わりないレベルだそうです。
今回、「宇宙の民主化 OPEN UNIVERSE PROJECT」を立ち上げた岩谷技研、宇宙の民主化とは、今後は、宇宙が選ばれし宇宙飛行士のみが行ける場所ではなく、誰もが行ける場所になる、というもの。その3つの選択肢として、搭乗客、パイロットやクルー、そして企業での参加、という形があるといいます。
搭乗者とともに、その一つ、パイロットも募集中の岩谷技研。すでに20名近い応募の中から、一人採用済みだそうで、今後も更に採用予定。「お金をもらって宇宙に行く」という新しい選択肢が生まれています。
ちなみに、パイロットの募集資格には、特に特殊な資格の保有は必要なく、基本的な物理の知識のみ。採用後に操作を覚えたりと勉強する形になるそうで、宇宙飛行士よりグッと手が届きそうな条件となっています。

仕事として宇宙に行く時代、いよいよ到来です!