最近は、餃子にラーメンにと、驚きの広がりを見せている自動販売機の世界。これだけのバリエーションは、世界でも類を見ないと思いますが、実は、日本では大正時代から普及し始めたという歴史もあるようです。そんな自動販売機で話題のスポットとなっているのが「中古タイヤ市場 相模原店」。敷地内には昭和レトロな自販機がずらりと並び、「レトロ自販機の聖地」として週末には1000人以上の人たちが訪れるというほどとなっています。今日は、こちらを運営している有限会社ラットサンライズの斉藤辰洋社長にお話を伺います。
本業は「中古タイヤ市場」で、お客様をお待たせしてしまう時間を少しでも楽しんでもらえるようにと置いたのがきっかけです。もともと趣味で自販機を集めていたのですが、最初は7台くらい置いていて、コーラ、ポップコーン、お菓子など置いてましたが、天ぷらうどん・そばの自販機を置いてから、来てくれるお客様に喜んで頂いたのでどんどん並べるようになりました。
自販機がレトロだと、物によっては補充するものも無くなっているのでは?
基本的に30年〜40年前のものなので、作っている業者が少ないので、食品会社に注文して作ってもらっています。麺類などは、敷地内に調理場を作って仕込みをしています。
メンテナンスは?どうしているのですか?
壊れた状態で来るので、メーカーに問い合わせても、もはや作っていない、分かる担当者がいないという理由で修理してもらえない。なので自分で調べて直してます。
一台の自販機の為にパーツを取つ為に別の自販機を購入することあると思うのですが、だいたい一台を直すのにどのくらいの自販機が必要ですか。
パーツ取り用の自販機を引き取っても、その自販機を直したくなるんです。なので似たような部品を加工して付け流ので、パーツ取りに結局ならないんです。自販機そのものがかわいい。やっていて楽しい。壊れた機械が直っていくのも楽しい、動いた瞬間はたまらないなんです。1台でも多くのレトロ自販機を直していきたいと思っています。
直していくうちに増え続けているという自販機。ちなみにうどん、そばは、なるべく安く設定していて、天ぷらそば・うどん1杯300円!最初は、消極的だった従業員も最近は、積極的に手伝ってくれるようになってきたり・・・斎藤さんの熱意が伝わって、広がっているようです。
今朝は、「レトロ自販機の聖地」と言われる「中古タイヤ市場 相模原店」を運営している有限会社ラットサンライズの斉藤辰洋社長に伺いました。
