震災後 今なお、全国で3万8000人の方が避難生活を続けていると報告されていますが、今日、フォーカスするのは、原発事故で被災した福島県沿岸部の浜通り地方でスタートした若い起業家を育てる取り組み「HAMADOORIフェニックスプロジェクト」です。

避難指示が解除されても、若い人たちがいなければ、街は衰退してしまう・・・若い人たちが挑戦できる環境づくりをしていきたい!そんな状況から昨年発足した若い世代を対象にした支援プロジェクト。

今朝は、このHAMADOORI13事務局長の佐藤亜紀さんにお話伺います。

JK :若い起業家を育てるという「HAMADOORI フェニックス・プロジェクト」。まずは、この取り組みについて教えてください。若手起業家を育てる取り組みということですが、どんな支援の仕方なのでしょうか?

応募の中から審査で選ばれた採択者に3年間で最大3000万円支給支給金は、(被災した子どもへの支援活動を行う公益財団法人)東日本大震災復興支援財団が負担しています。

JK :応募の条件に、「若者」(1989年4月以降生まれ)とありますが、これはなぜ?

震災時に大学四年生だった方は、平成元年以降生まれですね。

JK では、実際に第一期の採択者として選ばれた方々はどんな方々なのでしょうか?

  • 佐藤太亮さん(株式会社haccoba/浪江町)・・・シェアブリュワリー
  • 志賀風夏さん(秋風舎/川内村)・・・古民家カフェ
  • 野地雄太さん(Beyond Camp/浪江町)・・・留学体験事業
  • 松本奈々さん、矢野淳さん(合同会社MARBLiNG/飯舘村)

JK それぞれとても個性豊かな事業だと思いますが、その中でもMARBLiNGの活動の場は、当時の被害を物語る場所だそうですね?

→ 震災によって廃墟となったホームセンターを活用どんな事業を展開する予定です。

JK このフェニックスプロジェクトが従来の資金援助と違う部分とは?

返済義務がなく、指導役の先輩経営者が人脈作りまで面倒みて手取り足取り鍛え上げます。