今朝は、アメリカNY発祥の「リモート・コワーキング」サービス「Caveday」をピックアップします。コロナ禍でリモートワークをされている方、自宅だとつい気が緩んだり、集中力が切れることありませんか?そんな時に便利なのがオンラインでお互いを「監督」し、集中度を上げてくれる「リモート・コワーキング」サービス「Caveday」。どのようなサービスなのか共同創設者のお一人、Jeremy Redleaf(ジェレミー・レッドリーフ)さんに伺います。

JK Caveday、どのようなサービスですか?

JR まるでCave=洞窟に入るような状況をヴァーチャルで再現します。太古の時代には誰しも洞窟に入って作業していたと言われており、そこからヒントを得ました。Cavedayの参加者は、気が散ることは全部せず、集中すると言うことになります。

JK 具体的にどのように集中力を上げるのですか?

JR 私自身、以前映画製作に携わっている時、仕事に集中出来ないことが多くありました。脳の機能についてなど、どうしたら集中出来るかを友人と共に徹底的に調べました。その結果、コーチングが重要なのではということに行きつきました。色々な運動やトレーニングをする際にトレーナーが存在するように、作業や仕事に集中する際にもトレーナー的存在が有効なのではと考えました。

JK 例えば、リモートワーク中に画面上でコーチがいるという感覚でしょうか?

JR そうです。まずログオンするとガイドと呼ばれるトレーナーのような人がいます。各Cave(洞穴)毎に集中したいことや仕事によってテーマが決められます。コーチはテーマに沿って参加者が作業しているかも監督します。

JK 「儀式」があると聞きました。これはどういったものでしょうか。

JR 色々なリサーチを元にCaveでのセッションを始める際の「儀式」を決めました。世界中の参加者全員で同じ儀式をすることで、集中度や身体の機能を上げ、精神の均衡を保ち、一体感を感じることで仕事に向き合う心構えが整います。例えばバスケットボールの選手がフリースローを打つ前に色々な身体の動きをしますよね。シュートの直前に反復動作をする選手もいます。それに似たような感覚で同じ作業をする「儀式」が行われます。

JK 日本での展開、英語以外での言語での展開、どうなりますでしょうか?

JR 残念ながら今は英語のみですが、インターナショナルなガイド(トレーナー)を現在トレーニング中です。いずれ、ランゲージサポートを付けつつ世界中の皆さんにサービスを提供することを望んでいます。

JK 日本で展開する時は是非御連絡ください!料金はひと月あたり4,000円強ほどとのこと、国際参加の詳細はホームページを確認して下さい。リモートワークだと「サボられるんじゃないか」とお考えの方。このようなサービスがあったら託せるのでは。お籠りしながら集中度を上げる、如何でしょうか。

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