
JK: 今朝は世界最小の電動モビリティ「WALKCAR(ウォーカー)」にフォーカス。ノートバソコンサイズの電動スケートボードのようなもので、「持ち歩けるクルマ」と謳っています。このWALKCARを開発しているココアモーターズ代表取締役社長である佐藤国亮さんと繋がります。
JK:番組前に試乗しました。ノートパソコンサイズの板に車輪が4つ付いていて、両足揃えて乗って、爪先重心で前進、踵重心で減速、左右重心移動で曲がることが出来ますよね。ちょっとコツが必要でしたが面白かったです!そもそも開発のきっかけを教えて下さい。
KS:東京に引っ越して来た時に、行動範囲が駅近周辺でしかないことに気が付きました。東京での生活が自宅周辺と学校周辺のみで、行動範囲が狭いと思ったことが開発のキッカケでした。

JK 自転車ではダメだったのですか?
KS: 自転車だと往復自転車である必要がありますし、持ち運びが難しいです。電車で降りた先で行動範囲を広くしたいとも思ったので、電動で持ち運び可能な小型モビリティを開発しようと思いました。
JK: スケートボードと違って、両足揃えて正面に向かって移動するのはユニークですね。
KS: 人間の歩くスタイルを踏襲するというコンセプトに基づいているので、歩くのと同様に正面向きで、ただスピードが2倍、3倍になる、ということを目指しました。
JK: 最初のロット300台が完売したとのことですが、どのような方々がどのような用途で購入されているのでしょうか?
KS: 将来的に通勤のために公道で使用することを見据えて購入されている方が多いです。現状、最高速度の関係で公道での使用は許可されていないので、私道や施設内で使って頂いています。
JK: 海外は規制が少なく自由に使えて、展開の可能性があるのでは?
KS:今月から海外への出荷が始まっていて、海外の出荷台数が日本のそれを抜きました。海外展開を進めたく、居ても立っても居られなくなって今サンフランシスコに来ています。街中で様々な乗り物が走っていて、坂道の多いサンフランシスコでもWALKCARへの反応はポジティブです。世界に展開できるポテンシャルを感じています。
JK: 日本含め今後の展開はどう考えていますか?
KS: 携帯できるところが大きなポイントなので、購入された方が色々なところへ持っていって口コミで広げてくれる形が理想です。乗っている姿を見て興味を持ってもらうことが一番だと思います。乗っていると注目を集めるので、その注目をも楽しんで貰いたいですね。
JK: ズバリお幾らですか?
KS: 税別で198,000円です。世界最小のモーターやカーボンの素材など、日本の最新技術を詰め込んでいるので、御満足頂けると思います。
JK:今後の展開を楽しみにしています。番組終了後にもまた乗らさせて頂きます!
