昨日、三重県伊勢志摩で始まった主要7か国首脳会議、伊勢志摩サミット。アメリカのオバマ大統領も参加していますが、今日、サミット終了後、広島を訪問することになっています。現職のアメリカ大統領としては初めての被爆地訪問。被爆者唯一の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会」から、少なくとも3人が立ち会うことになりました。
また、同行する予定だった元アメリカ兵捕虜の男性の訪問は、取りやめになったということです。それに先立ち、オバマ大統領は、昨夜、伊勢志摩で記者会見を開き、
「原爆・核兵器を使ったことは、現代史の中の転換点だ。広島訪問の理由は、核兵器を持つ危険性を改めて強調するためだ」
との内容を伝えました。
広島訪問が決まってから、アメリカ国内でもさまざまな意見がありました。大統領の記者会見をアメリカではどのように受け止めたのでしょうか?
今朝は、ニューヨーク在住のジャーナリスト、津山恵子さんにこのあと、国際電話をつなぎ、なまの声をお聞きします。