先週末から上映されている映画「オデッセイ」。火星に一人取り残された宇宙飛行士が宇宙船で生き延びようとする姿を描いた物語です。こうして火星で人間が過ごすことに関心が集まっていますが、アメリカ航空宇宙局NASAは火星で暮らすことができる居住空間の提案を広く一般に呼び掛けました。

昨年のことです。火星での居住空間のための設計競技で、最優秀案に選ばれたのが、日本人建築家2名を含む建築チームのデザイン。宇宙空間で暮らすためにどんな空間が理想的なのか。物理的なものだけでなく、精神的な要素も加味する必要があります。

今朝は火星居住空間設計コンペで最優秀案に選ばれたNYを拠点とする建築事務所 Clouds Architecture Officeの建築家のひとり、曽野正之さんにお話しを伺います。