今朝は、【NPO法人 ストップいじめ!ナビの取り組みに注目します。

「いじめ」。。。無くさないといけないですし、いじめで傷つく子どもたちを 守らないといけません。そこで団体では、いじめを止める・防ぐヒント、対処法、ノウハウをまとめたポータルサイト「ストップいじめ!.jp」を運営。同時に、起こってしまう「いじめ」のエビデンスを集め、その傾向・対策を 子ども、大人、時に行政に向けて発信を続けています。「ストップいじめ!.jp」、、、アクセスするとすぐ 相談窓口情報、いじめ Q&A、いじめ攻略アイテム集 とさまざまなデータが掲載されています。そして その下に、

「長期休み明けで不安なあなたへちょっとしたヒント」

というアイディアも 載っているんです。学校にいきたくない。または、学校に行きたい、と思えるようになりたい。このように考えながら いじめと向き合う子どもたちに、私たち大人は どのように寄り添えるのか。ストップいじめ!ナビ の副代表、須永祐慈さんに伺いました。

多分ね、夏休み明けって、とても実はどんな子どもでもしんどい。例えば、宿題できてない子だってしんどかったりする。その上で、いじりだとかいじめを一学期から嫌な思いをしている子にとっては、カウントダウンのようにドキドキが迫る始業式の数日前ってことになるんだと思うんです。周りの大人ができることっていうのは、まず気づいてあげることかなって思っていて。変に日常よりもさらにテンションが高い状態だったりだとか、逆に始業式が始まるにつれ顔が青くなっていったりだとか。子どもって、小さなサインを日常的なところで出してたりするんですよね。そこに気づいてあげられるような環境を作ってあげることが良いのかなと思います。その上で、子ども自身でも気づかない体調不良ってあるので、そこにちょっと気付いてあげて、食欲がなくなってないかとか、お腹壊してないとか、眠れなくなってないかとか、ドキドキしてないかっていうところに、実際の声だけではなくて、状態をまず見てあげるってことはとても大事かなって。で気付いた大人が「新学期どう。しんどい?楽しい?」とアプローチしてあげるということが大事で、そこで「しんどい」って言うようになってきたら、まずはその子が安心できる環境を作るために日常の工夫をしていくってことは大事だと思います。で、そこには大事なのは、2学期初日に行かないと「この子もしかしたら不登校になっちゃう」みたいな不安があっても「無理していかなくていいよ」って言ってあげることは、実は救いになってあげる部分はあるので。初日はとても葛藤するんですけれども、行かなくていいよって言ってあげると同時に、初日にやっぱり行けなかったって言っても大丈夫だよっていうことをメッセージとしてまず発してあげられるような、そういう環境作りをしてほしいなと思います。

学校以外にも 学び、社会と繋がる場が増えています。そういった情報や、いじめの対策、ノウハウを持つ人と繋がることが大切だと 須永さんが続けます。

不登校も(今)30万人いますからね。親御さんでも子どもでも、いじめとか不登校についてはすごく深刻な不安材料の1つなんですよね。でも、逆に言うと、その不登校30万人、いじめも100万件近くあるような現代において、誰でもそういう経験ありえるよっていうことと同時に、もうすでに多くの経験者がいるので、多くのサポーターもできつつあるんですよね。で、私たちみたいな情報発信の団体だけじゃなくて、チャイルドラインみたいなところもありますし、他に、本当に直にいじめの対応を受け止めてあげるよとか、子ども食堂みたいなところの中でも相談に乗ってくれるスタッフがいたりだとか、実はサポーターってどんどん増えてるってこともぜひ知ってほしくてですね。新学期どうしよう、なんかぐずってるって、保護者の皆さんが「うちの子ども、なんか怪しい」って思った時に、サポーターもいっぱいいるから、まずは(サポーターを)見つけてみて、親も安心できる材料を探すっていうことが結果、子どもにとって安心できるような環境づくりにもなるかなと思いますので、情報をぜひぜひストックしてほしいなと思います。

自分を、子どもを、未来を守る選択肢。「ストップいじめ!.jp」でその情報に 触れてみてください。

NPO法人 ストップいじめ!ナビ