今朝は、双子や三つ子といった多胎家庭の支援をおこなうNPO法人つなげるに注目します。

20230210k02.jpg代表は、御自身も双子の育児を経験された中原美智子さん。多忙な育児から徐々に社会から孤立していく、、、そんな経験から全国の多胎ママ、パパの支援をおこなう団体を立ち上げました。合言葉は「誰もが、命の誕生を当たり前に喜べる社会」を目指して、「育児を、みんなで育てよう」。

これ何かっていうと多胎児双子や三つ子ちゃん、街中で見ると可愛いですよね。すごく幸せそうに見えるってよく聞くんですけども、実際の育児っていうのは、とても過酷であったりするんですね。双子が泣いてるけども、その対応ができないであったり、夜泣きがひどくて慢性的な睡眠不足に陥っているお母さんだとかっていうのがたくさんいらっしゃるんですね。で、この自分の中で双子や三つ子、子どもたちのお世話がちゃんとできてないんじゃないかと思うと、どんどんその自分の母としての肯定感が下がっていったりするんですね。ひどいお母さんになると「私の元に来なければ、この子はもっと幸せだったんじゃないか」って泣きながら話されるお母さんもいらっしゃるんです。生まれてきて、嬉しい、愛おしいというこの命の誕生が、この過酷な育児によって、自分自身が母であってよかったんだろうかとか、そもそも、この子たちを授かってよかったんだろうかっていう風に思い詰めてしまうことがあるっていうことが、私が今まで活動してきて、こう感じたことです。

双子の出生率は1%と言われています。似た境遇の人が周りにいる可能性が、とても低いという現状。そこで団体では、リアルイベントやオンラインを通し、"寄り添う子育て"を続けています。

私たちが大事にしているのは、私だけじゃなかったんだと、まずこんな気持ちになってもらうことを大事に考えています。そして、その中で自分を責めなくてもいいよと伝え、あなただけじゃないよ。あなたと同じようにしんどかったり、強い思いを抱えたことがある。私たちはここにいるよと伝えたいです。ですから、私たちはまずオンラインで全国どこにいてもつながれるような場を作っています。そして、その中で多胎育児経験者がサポートできるよう繋げるピアサポーターさんが在籍し、交流の場や、おしゃべりの企画などをしています。もちろん、何気なく、この時間に私たちこの場所にいるよって伝えることもあれば、テーマを決めて、、、例えばですね。寝かしつけの問題を一緒に考えようだったり、ベビーカーに乗せて飛行機に乗りたいんだけどどうしたらいいんだろうっていう話題提供して、その興味のあるテーマで集まってもらうっていうこともあります。

他にも、多胎育児を経験された方のインタビュー記事をまとめいろんな子育てのカタチがあることを発信。さらに2月下旬には、尼崎市に多胎家庭が安心して集えるスペース「ふたごハウス」をオープン予定。より多くの子育て世帯が繋がっていきます。

令和2年から国から多胎妊産婦の支援をしましょう。って打ち出されてるんですけど、も、なかなか少ないっていうのが実情なんですね。気づいてもらえた制度化された、やっていきましょう。って言ってくれたってことはまず大きな一歩だと思うんですけども、手が届いていないお家がたくさんあるので、私たちはもう常にこの多胎ママ・パパ同士をつなげ、そして次に支援につなげ、そして社会につなげていく。その結果、多胎児の誕生が当たり前に喜べる社会の実現っていうのを叶えていきたいです。

NPO法人つなげる】支援がほしいお父さん、お母さん。そして多胎育児経験者の皆さん。ぜひサイトから、つながってください。

また、今度の日曜12日までチャリティファッションブランドJAMMIN」とコラボレーションしたチャリティグッズも販売中です。

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