今朝は、子どもたちがのびのび外遊びできる空間を作ろう!守っていこう!NPO法人 日本冒険遊び場づくり協会の取り組みに注目します。

冒険遊び場、別名プレイパーク、と呼ばれる空間。子どもたちの安全を守るため、公園に禁止事項が設けられるケースが多くなるなか、プレイパークでは(安全を守る)大人が常駐し、なるべく禁止事項を設けない。穴掘り、ボール遊び、泥遊び...、子どもたちの好奇心を実現できる場所づくりをおこなっています。

子どもにとって生きることは「食べる。寝る」あわせて「遊ぶ」が大事と言われています。国連の子どもの権利条約にも書かれていますが、遊ぶは後回しにされがち。「いや、いま遊びたくても遊べないんだよ」と伝えたいと思っています。いま管理中心の禁止事項を設けて大人の世界に子どもが居る状況になりがちだが、むしろ子供だからこそやってみたいことをやってみてほしい。その心こそ冒険心。冒険できる場が冒険遊び場づくりでありたいし、そういった気持を忘れないでほしいと思います。

お話いただいたのは、日本冒険遊び場づくり協会の事務局長、久米隼さん。(公園を始めとする「子どもたちの遊び場」が少なくなっている問題。 都会のみならず、地方でも問題視されています。地方で活発だった山遊びも、今や狩猟で使う罠が点在し、登下校にマイクロバスが使われるなど、外遊びの空間が失われつつある、という現実もあるようです。)大人の世界に子どもをしばるのではなく、子どもの冒険心を応援したい。その想いから、デンマークで発祥したプレイパーク。日本では東京・世田谷からひろがり日本全国に冒険遊び場がオープン。今やここ東京だけでも実に103箇所もの冒険遊び場が開設されています。

私達は「遊び溢れる街へ」を合言葉に全国で活動しています。最終的には1小学校区にひとつ、子どもたちが自分の足で気軽に行ける距離に遊び場があればと思っています。そういった街を目指して大人も子どもも地域の人も、みんなが遊ぶことを楽しむ社会にしていきたい。

日本冒険遊び場づくり協会、久米隼さんお話ありがとうございました。子どもたちのやってみたいを応援する冒険遊び場。日本全国に広げるために、大人の協力が必要です。団体では、いっしょに冒険遊び場を作りませんか?そんな呼びかけもおこなっています。子どもの笑顔があふれるまちづくりへ。ご参加いただけませんか?団体のサイトへのクリック、チェック。よろしくお願いします。

NPO法人 日本冒険遊び場づくり協会