スマートフォンアプリの「WheeLog!」に注目します。
このアプリ、起動してみると、、、まず自分の現在地が表示されます。ボタン操作で自分が居る地域一帯をリロードすると、マップ上に車椅子のマークと、青い線が読み込まれます。そう、このアプリ「WheeLog!」は車椅子ユーザーが安心・安全に使える歩道、そして街のインフラが表示されるアプリケーションです。より詳しいシステムについて、一般社団法人WheeLogの代表、織田友理子さんにうかがいました。
WheeLog!というアプリの開発運営をしています。障害者も健常者もみんなでバリアフリー情報をひとつのアプリに投稿しようという取り組み。スポット情報と走行ログが大きな機能です。スポット情報は、トイレやエレベーター、駐車場、車椅子でも行けるレストランやホテルなど10項目に分けて写真とともに地図上に投稿できます。これが点の情報。走行ログは線の情報。車椅子が「この道通ったよ」というのが道順で線引されます。多い地域ほどバリアフリーで車椅子ユーザーが行き来していることが可視化されます。点と点が繋がり面の情報「車椅子ユーザーが来た実績があるなら私も行けるかも」と見えてわかるので、、、(車椅子ユーザーにとって)初めて行く場所はかなり勇気がいるのですがそれが後押しになればと思っています。
2017年からサービスをスタートした「WheeLog!」。車椅子ユーザーの皆さんはもちろん、ベビーカーを使う親御さん、杖を利用される方など、街歩きにハードルを感じる皆さんへ向けた情報発信にも繋がっている!ステキなアプリケーションを開発された織田さん。これから先の未来、どのように見つめているのでしょう。
自分たちの街がもっとバリアフリーにもっとなればという思いで活用していただいていてそれが嬉しいんです。なかには学校の授業で取り組んでくださっているところもあって、これから子どもたちが温かく優しいというか、、、バリアフリーに興味を持ってほしいですし、街ナカで困っている人を見かけたら手を差し伸べられるような人たちが増えていけばいいなと思っています。
一般社団法人WheeLogの代表、織田友理子さん。お話ありがとうございました。皆さんもWheeLog!ぜひダウンロードしてください。利用は無料です。また団体では10月15日までクラウドファンディングを実施中。アプリの開発・運営費に充てられます。
こどもの職業体験施設「キッザニア東京」。
今年、キッザニアが日本上陸15周年をむかえました。施設内では「アニバーサリーパレード」が10月5日からスタートしています。
15周年のテーマである「『なりたい』のために」をもとに、15名のこども達が「キッズプロデューサー」となり、各分野のプロのクリエイターと一緒にパレードを作り上げました。「みんなを元気にしたい」「ワクワクする気持ちになれる」など、こども達の声が取り入れられています。こども達がダンサーとなって、素敵な衣装に身を包み館内をパレードする このアクティビティは来年2022 年 3 月末まで体験できます。こちらに合わせてキッザニア東京にあるJ-WAVEのラジオ局パビリオンもぜひチェックしてみてくださいね!
なお、キッザニアは、感染防止対策のため、入場者数を制限して営業しています。詳しい感染防止対策などについてはキッザニアのウェブサイトをご確認ください。
