今朝注目するのは、地球を、そして未来を思いやるエシカルファッションブランド【兆-KIZASI- MADE WITH JAPAN】の取り組みです。販売されている洋服のデザインは...黒を基調とした ヴィジュアル系ファッション。

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「自分の大好きなファッションが、生産時、そして破棄される時環境に大きな負荷をかけているかもしれない。」

元ヴィジュアル系バンドマンで 代表・デザイナーの兆さんが、そんな気付きから立ち上げたブランド、ということですが、どういった特徴があるのでしょう? 兆さんに詳しく伺いました。

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-KIZASI- MADE WITH JAPANといいまして、ブランドとしては普通のコットンでは児童労働、賃金の未払いが途上国では問題になっているので(認証を受けた)フェアトレードコットンを使い賃金をお支払いし、日本の伝統文化を絶やさいないように京都の伝統技術の「京黒染め」を染めで使用。100%コンポスト可能な梱包材を見つけまして、使用して発送に使っています。

この他、ゼロウエスト(廃棄をなくすこと)を目標にブランドのアイテムは完全受注生産。端材は就労支援をおこなうブランドとタッグを組みシュシュなどの小物にアップサイクルしています。そしてお話にあった 京都の黒染め。まさに日本の文化ですが、ヴィジュアル系もまた、日本から生まれた文化ですよね。未来を思いやるヴィジュアル系ファッションは海外ファンからの反響もあったそうです。

ネオエシカルファッションブランド【兆-KIZASI- MADE WITH JAPAN】。活動を通し発信したいメッセージとは、なんでしょうか?

ブランドとしては天災や枯渇が問題になっているので影響を与えない作り方で元あるきれいな環境を取り戻したい。世界に誇る日本文化も残したい。個人としては、もっと胸を張って「社会貢献しているんだ、俺。格好いいだろ?」って自分らしく発信できる世の中になってほしい。仲間をもっと増やしていきたいと思っています。

自分らしく未来を作る仲間を増やす!応援しています。

ブランドが手掛けるファッションアイテム、「兆-KIZASI- MADE WITH JAPAN」ぜひご覧ください。

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