いつ起こってしまうかわからない自然災害への備え。あなたはどういった対策をおこなっていますか?

サントリー食品インターナショナル株式会社が今年実施した調査によると、防災バッグ(非常用持ち出し袋)の常備率は、28.9%に留まっています。66.3%の方は 「常備していない」とも回答されています。

明日の自分、そして大切な人を守る防災グッズ。先日、こんな商品が発売されました。その名も「防災電池」。

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東京都が発行する防災ガイドブック「東京防災」を思い起こす黄色と黒のラベルが印象的な乾電池、ですが『10年間、保存できる』ことをコンセプトに掲げています。

この商品を製造・販売をおこなう兼松株式会社の森達晃さんにお話をうかがいました。

この防災電池ですけども、災害に備えて日常的に備蓄が可能な乾電池になってます。長期的に保管することを想定していますので、丈夫なプラスチック製の梱包容器にしております。まずですね、東日本大震災をはじめ、自然災害が多く発生していると思いますけども、そのたびに電池というのは、供給不足になりがちなものになってます。今スマートフォンなどを充電する際にも、乾電池を使ったりっていう商品もありますので、多くの乾電池の方を消費すると思っております。ですが、私達の方から、災害が起こってから電池を届けるっていうのは非常に難しい状況になってしまいますので、日頃から災害に備えて備蓄してほしいという想いも込めて防災電池という商品名にして、伝えていきたいなと思ってこの製品を作っていきました。

災害が起こってからでは遅い、、、そこで開発された防災電池

このアイテム、10年保存できる商品ではありますが、やはりどうしても劣化はされられません。そこで推奨されているのが、ローリングストックと呼ばれる備蓄方法です。

簡単に申し上げますと、普段から少し多めに買っておいて、使ったら使った分だけ買い足していくような方法をローリングストックとして私たちも推奨しております。もしものときに備えるという意味で、まず一定の備蓄をしてもらって、古いものから使っていただいて、使った分だけ補充していただく、こういった1方向ですね。パッケージにも、このローリングストックを伝えるためにですね、備える、消費する、買い足すっていうメッセージを付け加えています。私達も商品化する際にいろいろと調べていく中でですね、例えば、懐中電灯でしたり、ラジオとかっていう、防災の際には用意してほしいリストとして商品も上がってくるんですけども、乾電池っていうのはなかなか上がってきていなかった現実もありまして、実際、懐中電灯でしたりラジオ動かすには、乾電池が必要なのでちょっと、そういったところも伝えていきたいなと。

兼松株式会社の森達晃さん。お話ありがとうございました。明日を守る防災。改めて見直してみませんか?防災電池、詳しい情報はWEBサイをぜひチェックしてください。

https://www.kanematsu.co.jp/press/20200826_002542.html