今日は、山口県岩国市にある旭酒造株式会社の社長、桜井一宏 さんにお越しいただきました。

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Q  「旭酒造」といえば、世界的に著名な日本酒 獺祭 を手がける会社ですが、先月発生した西日本豪雨で、酒蔵が大きな被害を受けられた、ということでしたが、このような被害は初めてのことだった?

300年ほどの歴史のなか、初めての出来事。目の前の川に土砂がつまり、酒蔵に浸水してしまった。その影響で3日間停電してしまい、当時発酵中だったお酒はダメージを受けてしまった。絞って味見をしたが、獺祭としては販売できないと決断した。

Q  その被害を受けたお酒...獺祭として販売できなくなってしまったものを別ブランドとして販売をスタートされたんですよね?

同郷出身の漫画家、弘兼憲史さん協力の元、「獺祭 島耕作」として810日から世に出ることとなった。

Q  島耕作と、獺祭、、、どのような関係が?

何度か酒蔵にお越しいただき、『会長 島耕作』の中にも登場していた。

Q  特徴としては、どういったお酒なんでしょうか?

獺祭としては納得行かなかったが、日本酒としては美味しい。その商品に関してはもう一つ特徴があり、販売価格4合瓶(720ml)1200 円(税別)のうち、200 円が西日本豪雨で被害を受けた地域への義援金として寄付されるという商品になっている。

Q  「獺祭 島耕作」どちらで購入ができますか?

酒屋さんや旭酒造の直売所で購入可能。

Q  リスナーの皆さんへ投げかけをお願いします。

酒蔵に被害を受け、製造は再開したが、そんな中皆さんからの応援が有難かったし心強かった。今度は元気になった私たちが他の被災地のお役に立ちたいと「獺祭 島耕作」の販売が決定しました。元気になれるところから元気に、前を向く。皆さんの気持ちがつながる形にしたいと思っています。そのうえで、楽しく、美味しく飲んでいただきたいと思ってます。

~旭酒造の取り組み、そして獺祭 島耕作については、ウェブサイトをご覧ください。

旭酒造株式会社

https://www.asahishuzo.ne.jp/info/information/dassai-shimakousaku.html