今朝は、NPO法人 愛宕救急医療研究会の理事長、武田聡さんに お越しいただきました。
Q 今日、武田さんに教えていただきたいのは、<PUSHプロジェクト>というアクションについて、なんですが、こちら、どのようなアクションなのか、教えていただけますか?
PUSHプロジェクトは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)だけの誰でもできる心肺蘇生(そせい)の普及を通じて、突然倒れた方を救命できる地域づくりを目指すプロジェクト。大阪ライフサポートというNPOが主となり、全国に展開されている事業で、東京ではNPO愛宕救急医療研究会が<東京PUSHプロジェクト>を展開中。
Q そして今日は、スタジオに講習で使用されているグッズを実際にお持ち頂きました。倒れている人がいる!そんなときに私たちが行うべきこととはなんでしょうか?
周囲の安全確認、反応の確認を行い、応援を呼ぶ。(119番通報とAEDの確認)そのご、呼吸を確認します。呼吸が止まっている、または呼吸がわかりづらい場合には、胸骨圧迫を行ってください。
Q 心停止した状態からの心肺蘇生、こちらを早めにおこなうことが人命救助につながる、ということですよね?
- 心停止となった方に対して、居合わせた市民が心肺蘇生を行う割合 40%→50%以上
- 倒れるところを目撃された心臓が原因の院外心停止例の社会復帰率 10%→13%以上
Q 日常生活で私たちが心がけるべきこと、教えてください。
普段からのトレーニング、AEDの場所の確認、いざを想定すること、をお勧めします。
~PUSHプロジェクトについて
詳しい情報は、ウェブサイトをご覧ください。