今朝は、番組にメールでエントリーいただいた団体の方をお迎えしました。国際人権NGO 「ヒューマンライツ・ナウ」の宍倉 栄さんです。

Q どのような団体なのか、教えてください。

日本および世界で、不当な扱いを受けて苦しんでいる人々の状況を改善する為に、2006年に日本で設立した。人権侵害は、被害を受けている人は社会に声があげられないまま一人で苦しんでいる場合が多い。私たちは、被害者に代わって声を上げていくことによって、人々が苦しんでいる問題を解決していく活動を行っています。

Q 今月には「ランニングイベント」を実施予定なんですよね?

11月20日の「世界子どもの日」に寄せて、11月19日に皇居周縁でチャリティ ラン イベントを行います。種目は5km、10kmラン、4人で走る20kmリレー、5kmウォークがあり、ウォークのコースは希望者に皇居ガイドも実施します。

Q  人権問題を訴える団体が、なぜランイベントを?

世界の子どもたちの現状や身近な人権問題に関して知って、考えて頂く機会を作りたいと考え、2010年に第一回を実施。今年で第7回の開催となりました。

Q  どんな内容のイベントになる?

道中、世界の子どもたちに関するクイズを用意。楽しみながら世界の子どもたちのことを考えるような仕掛けを取り入れている。また、拠点となる日比谷公園健康広場には、子どもたちが楽しく遊べるコーナーや、ヒューマンライツ・ナウの活動を紹介するブースもあります。

また、収益はヒューマンライツ・ナウの子どもの人権活動のプロジェクトとして使用させて頂く。楽しくスポーツをして、学び、より良い社会への第一歩を踏み出せるイベントです。

Q  宍倉さんが特におすすめしたいポイント、教えてください。

楽しくスポーツすることがメインとなっていますが、世界の多くの子どもたちが学校に行けなかったり、栄養不良であることを知り、「子どもたちに笑顔を」や「児童労働を無くそう」といった一歩進んだアクションを自然と起こすことができる、そんなイベントになるようにしたい。そこで、閉会式では「中高生スピーチコンテスト」の優勝者が"身近な人権"に関するスピーチを披露します。もちろん、皇居周縁を爽やかに走ったり、職場のチームでリレーしたり、親子で走ったり、ただ楽しんで頂くだけでも十分です。参加するだけで社会貢献できるイベント。

Q 楽しみながら、「人権問題」を考えるキッカケにもなる?

「人権問題とは」と考えると難しく聞こえるが、「子どもが学校に行けない」「十分にごはんが食べられない」「いじめに苦しんでいる」など、ひとつひとつの問題を考えると、自分たちにも近い問題に感じられる。人権を意識することは、自分を大切にすることでもあり、相手の尊厳を尊重することに繋がります。

Q 実は、参加については、すでに 締め切られたんですが、特別にご手配をいただき、いまお聞きの方も参加できる、ということですね?

実は今月の6日で一度締め切ったのですが、このコーナーを聞いて、参加を考えてくださった方に向けて、13日の日曜日までエントリーを伸ばすように手配した。ぜひ特設サイトからエントリーを。

世界子どもの日 チャリティ ウォーク&ラン2016は、11月19日(土曜日)皇居周辺で開催されます。

エントリーについてなど、より詳しくは、以下のサイトをチェックをお願いします。

国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ

世界子どもの日 チャリティ ウォーク&ラン2016