今朝、お越しいただいたのは、NPO法人『チャリティーサンタ』代表、清輔 夏輝さんです。

Q 団体名『チャリティーサンタ』、、、気になるネーミングです。どのような活動をされているのでしょうか?
→毎年、クリスマスへ向けて忙しくなるサンタさんを手伝うために、2008年に立ち上がった団体です。私たちチャリティーサンタは、クリスマスイブの夜に、とても忙しいサンタさんのお手伝いとして、「あなたも誰かのサンタクロース。」を合言葉に、日本の子どもにプレゼントを届けています。その際に、各家庭から寄付として頂くチャリティーで、世界中の困難な状況にある子どもに"支援と未来"を届ける活動もしています。チャリティーを行うサンタさん、なので「チャリティーサンタ」という団体名です。現在は、札幌から沖縄まで23支部がありまして、これまで7年で12,827人の子どもに夢とプレゼントを届けてきました。
Q 具体的にはどんな活動をしていらっしゃるのですか?
→まず、12月24日の夜に、サンタさんが事前に申込をもらった家庭へ、訪問をします。その際、プレゼントと家庭から預かった子どもへのメッセージを子どもに直接届けます。サンタさんは玄関先で子どもたちと「良い子になる約束をして」プレゼントを渡すんです。(例えば「野菜をちゃんと食べられるようになるかな?」「毎日帰ってきたら手洗いうがいをしてくれる?」という感じです。)この際、サンタさんは家庭から寄付(チャリティー)を預かります。この寄付をクリスマス後に、世界中の困難な状況にある子どもたちを支援する為に寄付を慈善活動に役立てています。これまでに、フィリピン、バングラデシュ、ネパールなどの途上国の教育支援を現地NGOと協力して実施したり、福島の子ども達と自然体験活動として1週間のツアーを行ったりしています。
Q いまチカラを入れている取り組みは?
→今は「クリスマスプレゼントが貰えない子ども達」に注目して、特にチカラを入れて活動しています。去年からは、クリスマス前にサンタさんからお手紙が届く、そんなサービスを開始しました。このサービスもまた、チャリティーとなり、頂いた寄付は児童養護施設の子どもたちへのプレゼントになる仕組みです。今年はさらに「ひとり親家庭」や金銭的に厳しい家庭にも"夢とプレゼント"を届けるために頑張っています。まずは初年度のテストケースとして、およそ100家庭に届ける予定になっています。
Q これまで活動を続けてきて、どんな反響がありますか?
→活動を始めて7年が経ちますが、これまでサンタさんを呼んでくれていたリピーターの家庭へ「追加寄付のお願い」をしたところ、7割ほどの家庭が協力してくれました。また、企業とも連携して取り組みを始めたのですが、こちらも好評です。全世界の子どもたちへ夢を届けたい、という想いに対して、強く共感してもらえていると実感しています。
Q 私たちにできることはどんなことでしょう?
→現在、サンタさんとして子どもたちにプレゼントを届けてくれる方、サンタに来てほしい、という家庭を募集しています。チャリティーサンタのウェブサイトに案内があるので、ぜひ一度ご覧頂きたいです。また、「どこかの子どものクリスマスプレゼントを準備する」という方法でご協力頂くことも可能です。「ルドルフ基金」としてスタートした活動ですが、こちらはネット上から、チャリティーに参加して頂くことができますので、こちらにもぜひ、ご協力ください。
※より詳しくは、関連ウェブサイト
サンタクロースならNPO法人チャリティーサンタ
をチェックしてください。