「イギリスのパブリックスクールが日本進出」
イギリスの名門パブリック・スクールの姉妹校が、日本に続々と進出しています。去年8月にハロウ校の姉妹校「ハロウ安比ジャパン」が岩手県にオープンし、今年9月にはラクビー校の姉妹が、千葉県の柏市にオープンする予定です。今月になって「ラグビー・スクール・ジャパン」のカリキュラムなどが発表されました。学費は学年によって違うものの、全寮制のハロウ校ではおよそ年間900万円、通学も可能なラグビー校でも500万円以上と、一般的な日本の高校と比べると何倍ものお金がかかります。
「ザ・ナイン」と呼ばれる9つの伝統校は世界的に知られるが中でも
- イートン校 ウィリアム王子やハリー王子やジョンソン首相など
- ハロウ校 チャーチルをはじめとする何人もの首相
- ラグビー校 ラグビー発祥の学校でチェンバレン首相
そんなイギリスのパブリック・スクールが今日本に進出しているのは、どういう理由があって、どんな人が通うのでしょうか...
ハロウ校はすでに、北京、香港、上海、深セン、バンコクなど中国本土を中心にアジア各国に姉妹校を開校。これらを運営しているのは香港の企業です。ラクビー校もすでにバンコクに開校しており、アジアでは日本が2番目です。とにかく、今まで日本には国際的に通用するボーディングスクールがほとんどありませんでした。日本にいてイギリスの名門パブリックスクールの姉妹校に通え、一生の人脈もできる、とあって、教育熱心な親にとっては、高くない出費なのかもしれません。