「ロータリーエンジンが復活」(朝日新聞)
ロータリーエンジン、ご存知ですか?ガソリンで走るエンジンは、一般的にエンジンの中でガソリンに火がついて燃え、それがピストン運動に変換され車輪の回転につながります。これに対しロータリーエンジンはエンジン内の三角形のローターが回転し車輪に伝えるという日本独自の技術。自動車メーカーのマツダが開発し、スポーツカーを中心に量産化され、世界中に熱心なファンがいるエンジンです。
小型で軽く高性能にもかかわらず、燃費があまりよくないということで、11年前に生産がストップしていましたが、このほどPHV(プラグインハイブリッド)としてヨーロッパで発売されることになりそうです。価格はドイツでは3万5990ユーロ(およそ500万円)からで、一般的なEVと同じ程度の価格。日本発売は未定です。
新しいPHVは、電池だけで最長85キロ走行。新開発した排気量830CCのロータリーエンジンを載せて、50リットルのガソリンタンクがあります。電池が少なくなっても、ガソリンを使うエンジンで発電し、モーターを動かします。部品を見直したり、効率のよい回転域でロータリーエンジンを回し続けることで、課題だった燃費も改善し、乗り心地はEVとほぼ同じ。マツダは合計の航続距離を明かしていませんが、計算上は650キロを超えることになりそうで、EVの弱点とされるバッテリー切れで走れなくなる「電欠」の不安が減りそうです。