「書店や本の魅力 を映像で紹介」(日本経済新聞)
東京で本屋さんが激減しています。東京都書店商業組合の加盟店は最盛期の1984年には1426店でしたが、2022年4月時点で277店。なんと8割減です。大型書店や老舗の書店も次々と姿を消し、SNSでは惜しむ声があふれます。先週の17日には東京メトロの赤坂駅前の「文教堂赤坂店」が閉店、去年3月に110年の歴史に幕を下ろした「金松堂(きんしょうどう)書店」同様赤坂から書店がなくなりました。
そうした状況の中、組合ではユーチューブ公式チャンネル「東京の本屋さん~街に本屋があるということ~」を去年10月に開設。登録者数は4200人で視聴回数は合計20万回を超えています。個性豊かな72の書店の紹介で店主が歴史を振り返りつつ、本への愛や地域の人たちとの繋がりについて語ります。
またウェブドラマ「本を贈る」も制作、その人に合ったお薦めの1冊を紹介する「本のコンシェルジュ」が登場して、本から生まれるコミュニケーションを印象的に描いています。