新型コロナウィルスの感染者が世界で100万人を超えました。そんな中、気になる警告です。

*新型コロナに続き「世界的食料危機」の恐れ。

世界の多くの政府がウイルス拡散を遅らせるためのロックダウン(都市封鎖)に踏み切ったことで、パニック買いに走る消費者などで食料品が棚から消えるなど供給面で深刻な影響が世界中で出ています。

FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)、WTO(世界貿易機関)が共同で声明を発表。「食料品が手に入るかどうかの心配から輸出制限が起き国際市場で食料品不足が起きかねない」というのがその内容です。

*アメリカではメキシコからの季節農業労働者が入国できず作物生産にリスク

*ヨーロッパでは北アフリカと東欧からの労働者不在で同じリスクの可能性

また食料の生産だけでなく、加工や流通に携わる労働者を新型コロナウィルスから保護する必要があるとしていて、人の移動を制限する対応策が原因の食料品が 不足するという事態を避けるには「協力」が必要だとしています。