ブラジルの歌手でギタリストのジョアン・ジルベルトが、7月6日に88歳でこの世を去りました。1950年代後半、1本のギターでサンバのリズムを表現し、さらに耳元でささやきかけるような繊細な歌声とフレーズで、あたらしい音楽表現を確立。

その独創性に着目した作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンは、ジョアン・ジルベルトが歌うことを念頭に数々の楽曲を作り「新しい潮流」を意味する音楽「ボサノバ」が誕生し60年以上にわたって世界中で愛されるようになりました。

今朝はこのジョアン・ジルベルトを追悼する意味をこめて、ブラジル音楽に詳しい音楽プロデューサーで、J-wave開局以来続く「SAUDE! SAUDADE...(サウジ・サウダージ)」の番組プロデューサーでもある中原仁さんにお電話をつないで、お話をお伺いします。