ここからは航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんに、解説していただきます。鳥海さんは先月末にハワイへ取材旅行に出発。先週月曜日5日に帰国されたとのことですが、日本から行ける海外として最も観光客の受け入れが進んでいるリゾート、といわれる状況について、お話をお伺いしたいと思います。帰国後2週間の自宅待機中のご出演となります。回線が繋がっています。

J.K. まずハワイへ出発前にアメリカ側から要求された日本国内での手続きについて教えて下さい。

鳥海: もちろんESTAは必要。ハワイ州の旅行プログラムのホームページに登録。日本にあるハワイ州指定の医療機関で、72時間前までのPCR検査をして陰性証明書を取る必要があります。日本語と英語併記。

J.K. そしてホノルル国際空港での入国はスムーズでしたか。

鳥海: 手続きは日本で完了。空いているので、ほとんど並ばず15分で外へ。

J.K. 現地はやはりアメリカ本土からの国内旅行が多いのだとか。

鳥海: ハワイがはじめてというアメリカ人でごった返している感じでした。これほど日本人が少ないハワイも珍しい、というくらいです。

J.K. 日本へ帰国前の現地での手続き、そして日本入国とその後の状況についてはいかがでしょうか。

鳥海: 72時間前までの日本政府が定めた方法でのPCR検査が必要。日本入国は検疫(抗原検査とアプリの確認など)含めて、到着から2時間程度で到着ロビーに出て、自分の車で帰宅。その後アプリでの自宅待機のチェックは毎日頻繁に行われる。