SIRUP SPECIAL INTERVIEW

クリス・ペプラー:SIRUPに「MUSIC LOVERS ONLY PROJECT」の参加アーティストとしてお越しいただきました!

クレディセゾンが、すべての音楽好きに送るプロジェクト。さまざまな音楽体験を通じて、もっと音楽を楽しもうという想いのもと、ミュージシャンたちとコラボレーションする企画です。今回のコラボアーティストがSIRUP。『Light』という楽曲を書き下ろしてくれました。

まずはMUSIC LOVERSトーク! どんな音楽を聴いてきたの?

SIRUP:小・中学校と流行ってるポップスを聴いてたんですけど、高校でR&Bとかソウルを先輩に教えてもらって、洋楽の世界にはまっていった感じです。

クリス:小さい時はどんなの聴いてた?

SIRUP:Mr.Childrenとか、ゆず、aikoさんを聴いてました。

クリス:じゃあ、最初からR&B的な人ではなかったんだ?

SIRUP:先輩にスティーヴィー・ワンダーとアリシア・キーズを聴かせてもらってハマりました。

クリス:最初に聴いた時はどうでした?

SIRUP:ちょっとブラックミュージックっぽい安室奈美恵さんやCHEMISTRYなどが、いいなって思い始めていた時期だったので、それを濃縮した衝撃を受けたみたいな感覚でした。

クリス:吹奏楽部だったそうですが、楽器は何を?

SIRUP:トロンボーンをやっていました。

クリス:今でもやっていますか?

SIRUP:一昨年の年末、10年ぶりぐらいに吹いたら意外と吹けました。

クリス:トロンボーンって、面白い?

SIRUP:面白いです! 音感がないと絶対に吹けない楽器なので、鍛えられました。

クリス:肺活量とか腹式呼吸とか、歌にプラスになったことはある?

SIRUP:僕はバストロンボーンって楽器をやってたんですけど、管楽器では一番肺活量がいるって言われています。『Do Well』とかはほとんど息継ぎするタイミングがないんですけど、一瞬で息をしなくちゃいけないので、肺活量はすごく役に立っています。

クリス:歌い始めたのはいつ?

SIRUP:19歳後半から20歳前半ぐらいですね。

クリス:きっかけは何だった?

SIRUP:兄が大学の時、イベントでラッパーやレゲエDEEJAYをやっていて。 そのイベントに出たら?って言われて出たのが、初めて人前に出て歌った経験です。

クリス:最初に歌った歌は?

SIRUP:「シンガーやるっていうのは、レコードからインストを取って、そこにメロディーや歌詞を乗せて作るんやで」って兄に言われて、最初っからオリジナルの楽曲でやったんですけど、緊張でほぼ飛んだのを覚えています。

クリス:良い修行になりましたね。SIRUPの音楽人生を変えた一曲を選ぶなら何でしょう?

SIRUP:兄が僕に歌をやれば?っていってくれたきっかけが、一緒にカラオケへ行って歌ったスティーヴィー・ワンダーの「You and I」。そんな簡単に歌えるもんじゃないよ、目指したら?って言われて、この曲がターニングポイントになりました。

クリス:今回、「MUSIC LOVERS ONLY PROJECT」で『Light』を書き下ろしてくれましたけど、どんなコンセプトで書いたんですか?

SIRUP:これはTOKIO HOT 100での出会いが縁。クレディセゾンさんから、音楽好きの若者たちのために一緒に何かできないかって言ってもらったのがきっかけです。ラジオCMのために書き下ろしたのがこの『Light』で、東京って街でグルーヴするMUSIC LOVERSたちをイメージして作りました。

クリス:SIRUPは大阪出身ですけど、東京の街の音楽シーンはどうですか?

SIRUP:東京は、いろんな音楽シーンが雑多にギュって集まってるイメージ。大阪の僕がいたところはソウルが多いイメージです。

クリス:やっぱり、大阪はソウルってイメージが強いですよね。

クリス:『Light』は夜っぽくてフューチャーな感じがする雰囲気のある曲ですけど、歌詞の内容は過渡期なの? なんで?

SIRUP:僕が思うに、世界的に見てもストリーミングが主流になってきて、いろんな音楽が誰でも聴けるようになってきた。いろんなものが混ざりだして、音楽を世に出す方法もいろいろあって、本当に過渡期だなって思います。

「Fall into the light」って言ってるんですけど、今までは上に光があってそこを目指していたと思うんですが、今は下に光があって、その光の中に飛び込めたやつが勝つというか、没入してる人が残っているようなイメージがして。 単純に聴いてる人も、音楽の中に没入できる感覚を楽しんでもらえたらと思って作った曲です。

クリス:11月3日「レコードの日」に、SIRUPのファーストフルアルバム『FEEL GOOD』のアナログ盤がリリースされましたが、アナログは聴いてみてどう?

SIRUP:アナログ盤を出したいと思ったのは、バーに行った時。知り合いのレコード盤の音を聴いて、めちゃくちゃいいやん!って。バスドラの立体感が全然違って、これを自分のでも聴きたくなった。みなさんにもアナログでも聴いて欲しいです。

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