2016.6.11

フォトグラファー・ヨシダナギ

アフリカの大地や秘境で写真を撮りながら、リアルなアフリカを伝える、女性フォトグラファーのヨシダナギさん。今日は、彼女の驚くべき撮影スタイルから、「世界一ファッショナブルな民族」との出会いまで、人種と国境を越えた、絆のストーリーを伺います。

「最初は喋れる英語っていったらハローとか、サンキューとか、アイムハングリーくらいかな、もう本当に全くリスニングとかもできない状態で、渡航を重ねる度に、アフリカ人の英語の発音とかを段々覚えていってひとつずつ単語を覚えているような。今も全然喋れないです。文法とかめちゃめちゃです。やっぱりアフリカ人と接してて思ったのが、日本人なんでしゃべんなくても汲み取ってくれるんじゃないかって思ってたんですけど、やっぱり言わないと、態度で示さないと全然伝わらなくて、文法がメチャメチャでも、発音が悪かろうと、伝えようという意思があれば彼らはぜったい理解しようとしてくれるので、すごいあなた達のことが好きなんだ、本当にリスペクトしているんだというのを伝えるために、私は目で見て分かりやすいように、彼らと同じ格好をする、それが裸だろうが、服を着ていようが、同じ格好をさせてもらって、あなたたちの文化を含めてすごい好きだから受け入れて欲しいっていう自分なりのコミュニケーションをとっているつもりです。」

（放送より抜粋）