TDK VOICES FROM NIHONMONO
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旅するにほんもの

群馬 米 雪ほたか

日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。

中田英寿さん群馬県の旅の模様をお届け。
今回は、群馬県北部に位置する川場村にある株式会社「雪ほたか」をご紹介。
  
小林仁志さんにお話をうかがいました。

「雪ほたか」が作っている川場村のブランド米「雪ほたか」、そして「ゆうだい21」。
毎年、国内外から5000ものエントリーがある「米・食味 分析鑑定コンクール」で 最高ランクの「金賞」の常連です。

大事なこととして話題に上がったのは、冷たいお水と標高。
川場村のコシヒカリ「雪ほたか」という名前は、武尊山から流れてくる水が由来になっています。

栽培は、年間に5〜6回の講習会を開催して栽培方法を統一しています。
稲刈りをしたあと、「ライスセンター」という施設にお米を持ち込み、そこで乾燥の度合いを同じにするなど品質を整えることが重要なんだそうです。

環境7割、生産2割、最後の1割は、乾燥をはじめとする出荷前の調整にあります。
そう考えると、ライスセンターのような施設の役割は 非常に大きいと言えそうです。

川場村で「雪ほたか」を作ってる方々の中心が60代や70代。
おそらく引退していく中でも、これからも川場村の田園風景を守って、様々な人に村へ来てもらいたい。
田園風景を守るため、今後引退していく人たちの田んぼを受け入れる体制を作って、品質を維持しながら
規模を拡大していきたいというのが小林さんの目標とのことでした。

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