TDK VOICES FROM NIHONMONO
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旅するにほんもの

群馬 はちみつ 小野養蜂場

日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。

中田英寿さん群馬県の旅の模様をお届け。
今回は、群馬県北部に位置する沼田市で養蜂をいとなむ小野養蜂場をご紹介。
  
会長の小野幸宏さんと、取締役専務の小野浩司さんにお話をうかがいました。

群馬県沼田市には、河岸段丘といわれる階段状の地形が存在しています。階段状になっている為、一番下と一番上で標高差があり 花の季節が微妙にずれる。すると、ハチがミツを集める期間が長くなる。
つまり、地形的にも養蜂に適している場所なんだとか。

花が咲かない冬の間、養蜂家の方々は春までハチの数をできるだけ減らさないことが大事だそうです。

1番の決め手は”花”。
そして、もう1点は、ハチの巣にたまったミツを どのタイミングで取るのか。

蜂が集めてくる蜜、六角形の巣の中に入れた状態では水分が多い為まだ蜂蜜ではないそう。それをミツバチが羽で水分を蒸発させて、蜂蜜に。その溜めた状態から、いつミツを取るかによって水分量と濃さが全く違うんだとか。

ハチは、自分たちが美味しいと感じた花のミツを集める。
つまり、「アカシアのはちみつ」とか「レンゲのはちみつ」として販売されているものは養蜂家のみなさんが 種類を分けているのではなく、蜂の好みによるものになります。

小野養蜂場のはちみつは、群馬県沼田市で小野養蜂場が手掛けるお店「花みつばち館」で購入できるほか、
オンラインでも販売されています。ぜひチェックしてみてください。

花みつばち館
https://www.hana38kan.com

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