TDK VOICES FROM NIHONMONO
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旅するにほんもの

群馬 こんにゃく 生方農園

日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。

中田英寿さん群馬県の旅の模様をお届け。
今回は、群馬県の渋川市にある「生方農園」をご紹介。

群馬県の ほぼ中央に位置する 渋川市で、こんにゃく芋を栽培。その芋を使って、こんにゃくを製造されています。
代表の生方修さんに お話をうかがいました。

こんにゃく芋を乾燥させて「粉」にして、それを原料に作るのが広く流通している、いわゆる「こんにゃく」。一方、こんにゃく芋を そのまま擦ってそこから作るのが「生芋こんにゃく」です。

こんにゃく芋を擦ることで作られた生こんにゃくは、粉を使ったものに比べプリプリという食感。
食感はもちろん、味の染み込みも違うとのこと。

こんにゃく芋を 生の状態からすりおろし、そこから 「マンナン」という成分を抜き出す。
それを「バタ練り」という機械で練ります。そこに、ちょうどいいタイミングでアルカリ成分をいれて 固め、形が ととのったものをお湯で煮る。さらに、一晩、水を流して あくを抜く。
生方農園のこんにゃくは、この工程を経て完成するそうです。

「毎回機械でオートメーションでするのは、粉入れて、水入れて、それでどんどん出てきて包装してくるでしょ?もう違うんですよね。1回ずつ違う。」とお話いただいたのは、お母様の生方リエさん。
1つ1つ違う、というのも「生こんにゃく」の魅力です。

↓こんにゃくの販売は、農園の売店で直接おこなわれているほか電話での注文も可能です。
生方農園 0279 (53) 2033

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