TDK VOICES FROM NIHONMONO
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旅するにほんもの

大分 しいたけ 河合組

日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。  

中田英寿さん大分県の旅の模様をお届け。
今回は、『株式会社 河合組』をご紹介しました。

建設工事の会社なんですが、 実はこの会社で しいたけを作っているということ。
そしてなんと、全国の乾ししいたけの品評会で農林水産大臣賞や内閣総理大臣賞などを受賞した素晴らしい
しいたけを生産されています。

今回は、河合組の河合清さんと 河合幸作さんにお話をうかがいました。

河合清さんが建設会社のお仕事をしている中、
「ご実家でやっていた しいたけ栽培を絶やしてはいけない」ということで最初は個人で始めたのがきっかけ。
その規模がどんどん大きくなって、現在は会社の事業として しいたけづくりがおこなわれています。

しいたけの栽培の始まりは、大分県。
河合組ではクヌギを切って”ほだ木”と呼ばれるものを作り、
そこに しいたけの菌を植え付ける栽培方法が取られています。

河合組は「原木栽培」という方法でしいたけを栽培しています。「ほだ場」と呼ばれる自然の森の中の場所に、菌を植え付けた”ほだ木”を置いて育てます。
菌を入れた後、木を組み上げて置いておく「伏せ込み」という作業が良いしいたけを作るための大きなポイントで、河合組では研究を重ねて より良いしいたけづくりに取り組んでいるそうです。

ちなみに、この「原木栽培」で作られた「生のしいたけ」は非常に希少で、流通量の5%程度ではないか?というお話でした。

しいたけは何十種類という品種があるそう。
河合組でも多くの品種を作っているため、発生時期を分けて収穫の手間を少し分散するような形を取っています。

大分県では、「うまみだけ」というブランドのもと様々な品種のしいたけを 販売しています。
「うまみだけ」はオンラインでも購入でき、東京にも販売しているお店がありますのでチェックしてください。

▽うまみだけ
https://oita-umamidake.jp

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