TDK VOICES FROM NIHONMONO
TDK VOICES FROM NIHONMONO

ARCHIVE

旅するにほんもの

愛知 しらす マル伊商店

日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。
 
今回からは中田英寿さん愛知県の旅の模様をお届け。

市町村単位では しらすの漁獲日本一を誇る南知多町で水産業を営む「マル伊商店 株式会社」をご紹介。
4代目の代表、坂下史朗さんにお話を伺いました。

知多半島の最南端にある町、南知多町。
愛知県の地形により伊勢湾や三河湾などの湾の中で獲れるしらすと、太平洋のしらすどちらも獲ることができるため、年中どこかしらで収穫できるので地理的な条件が良く、日本一シラスが取れる町となっています。

マル伊商店の看板商品である「生炊きしらす」、
しょうゆ、みりん、酒、砂糖で作ったタレで、生のしらすを煮る、 という作り方なんだそう。
一般に しらすの佃煮は、しらすを茹でて少し乾燥させた「しらす干し」をタレに入れて作ることが多いそうですが、 マル伊商店では1度乾かすことはせず、その名前の通り「生」のしらすから作るのが大きな特徴です。

ポイントは、しらすの形を崩さないための火力の調整と、新鮮なしらすを使うこと。

鮮度の落ちたものを使ってしまうと すぐ形が崩れてしまうため、 マル伊商店では生のしらすを仕入れたら すぐその日に「生炊きしらす」に加工。 それを冷凍し タイミングがきたら出荷する、という仕組みを とっているそうです。

最近の新しい取り組みとしては「生のしらすを食べる文化を広めたい」ということ、
生のしらす丼を提供するお店を南知多町にオープンされています。

https://www.maruishouten.com

ARCHIVE LIST

TOPに戻る