TDK VOICES FROM NIHONMONO
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旅するにほんもの

北海道 お米 宮内農園

日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。

中田英寿さん北海道の旅。
洞爺湖町でお米を生産する「宮内農園」の佐々木哲三さんを訪ねました。

佐々木さんは農業を始めて10年ほどなんだそうですが、農業にたずさわる前は会社員をされていました。
なぜ農業を始めたかというと、奥様あやこさんのご実家でお米づくりを継ぐ人が見つからなかったから。家族会議の末
45歳の時に転身し、農業の道に進まれました。

洞爺湖のほとりに位置する財田地区は
現在14戸の農家がお米の生産をしていて田んぼの面積としては50町ほど。
130年ほど前に香川県の財田町の人が入植のために移り住み、そこからお米作りが始まりました。

暖められた気温、清流、水はけのいい土地、「ご先祖さまが、いい場所を選んでくれた」、とおっしゃるほどお米を作るのに適切な自然。ただ以前は、北海道では お米を作るのが難しいとされて北海道のお米の評価も高くはありませんでした。

昔、北海道のお米は「厄介米」と呼ばれ食べても美味しくないと言われ、品種もそんなになかったとのお話も。
ところが上川の農業試験場で色々な品種改良がなされ「ゆめぴりか」「ななつぼし」というお米がその試験場で作られました。農業試験場の努力で北海道のお米作りが一変。
宮内農園も、「ゆめぴりか」でお米のコンテスト『米1グランプリ』で優勝するなど高い評価を獲得しています。

2018?年 米1グランプリで?グランプリ受賞、
2019年? あなたが選ぶ 日本一おいしい米コンテスト 優良金賞受賞。
宮内農園の「財田米」は、オンラインでも購入できます。

そして、もうひとつ、宮内農園では、とうもろこしも生産されています。
京都の吉兆やAMAN KYOTOでも使用されるほどのクオリティで、ぜひ味わっていただきたいと思いますが、今シーズンの生産は終了となっていますのでぜひ来年トライしてみてください。

▼宮内農園
https://www.takaradamai.com

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