
2018.11.18
整理収納アドバイザーとして、整理、収納、時間の使い方などを、多くの方に伝えると共に、雑誌、婦人之友に「50代からの身軽な暮らし」を連載中!
実践的な整理収納術を行う片づけの達人として、注目を集めています。
また、主婦と生活社から出版されている、「『引き出し1つ』から始まる!人生を救う 片づけ」。
宝島社から出版されている、「スーパー主婦 井田典子の『だ・わ・へ・し』片付け術」など、著書も話題になっています。
さらに、今月2日には、主婦の友社から、「片付けられない人はまずは玄関の靴を数えましょう」も出版されました。
「今回はテーマを「だ、わ、へ、し、片付け」とさせていただきます。「だ、わ、へ、し」というのはどんな人でも、どんな状態でもこの4つのステップを踏むことでお部屋が片付いて、変わっていくというものなんですけど、「だ」というのが出す。「わ」っていうのは分ける。「へ」っていうのは減らす。「し」っていうのは仕舞うです。
片付けっていうと皆さん整理収納。どういうように仕舞うかって考えてしまうと思うんですけど、やっぱりたくさんあるままでは、仕舞いきれなくなったり、こんなはずじゃなかったっていう部屋になってると思いますので、まずはお部屋の写真をスマホで撮っていただいて、どんな感じなのかなって見たときに自分のイメージとは違うなと思ったら、少し見直しをしてもらいたいと思っています。
その見直しをするきっかけになるのが全部出すということです。これはお部屋中全部出すという意味ではなくて、1つのジャンルのものを全部出します。例えば調理器具だったら調理器具。キッチンの調理器具を全部出してくる。あるいは本だったら、部屋中の本を出してくるということです。出すことでその物が入っていた輪郭も見ることができます。
「わ」というのは分けるですね。分けるというのはいきなりいる、いらないではなく、種類で分けます。そのことで自分はお玉を4本持ってるとか、文庫本ばかり持ってるとか、自分の持ち癖がわかるので、種類別に分けます。
次の「へ」というのは、減らすというですけど、いきなり捨てるのは苦しいので、その中で必要なものを選び取るということですね。どちらかというとこれから先の事を考えて、レギュラーだけを選びます。例えばお玉が4本も5本もあっても、一番好きなお玉はコレっというのを1種類、1本にしてできるだけ、そのレギュラーだけで暮らしてみるというのが目的です。
そして「し」というのは、減らして最後にレギュラーを仕舞っていくんですが、仕舞うときに大事なのは、「きん、こん、かん」と呼んでいます。「きん」というのは近くですね。使うものの近くに置く。「こん」というのはコンパクトにする。外封筒を外したり、入れ物を外したりして、中の一番大切なものだけにします。それから「かん」というのは簡単に出し入れできるように複雑な収納にしないというのが大事じゃないかなと思います。」
また、井田さんによると「今と枠」もポイント!
今、今後、使うかどうか?
高かったからといって、取っておいても、使わないものは、自分にとっては必要ないかも。
また「枠」。この引き出しに入れると決めたら、広げない!
あふれてきたら、そこが見直すタイミング、ということでした。
自宅をスッキリさせて、快適なライフスタイルを過ごしたいですね。
井田典子 - オフィシャルサイト