UR LIFESTYLE COLLEGE

2018.09.16

スープ作家の有賀薫さん

ライターとして活動すると共に、家族の為に毎朝スープを作り、webサイトで「スープ・カレンダー」を更新。
また、スープをテーマにしたイベントも多数開催するなど、旬の食材でつくる、シンプルでおいしいレシピや、スープにまつわる情報を、日々発信されています。

さらに、文響社から出版されている、「帰り遅いけどこんなスープなら作れそう」など、著書も多数出版。
また今月、27日には、プレジデント社から「スープ・レッスン」も出版されます。

「今日は秋のスープをご紹介します。秋の味覚といえばキノコですよね。4種のキノコスープ。4種といってもお好きなキノコを4種で大丈夫です。椎茸やエリンギ、舞茸、しめじ、えのきなど、こういったキノコの中からいくつか組み合わせて使うと、色々な旨味が一緒に合わさって凄く美味しくなるんです。キノコは洗わないで、ちょっとキッチンペーパーとか、乾いた布巾なんかでおがくずなんかが付いてる場合は取ってあげれば大丈夫です。水で洗うと香りが飛んでしまいますので気をつけてください。

これを手でさいて全部同じくらいの大きさにします。それをフライパンに油を熱して、4種のキノコを一緒に入れてしまいましょう。そして、しばらく動かさないで、このまま焼き付けます。キノコは最初にお箸で混ぜてしまうと水分がドンドン出てきてしまって、旨味が出てしまいますので、ちょっと我慢して綺麗な焦げ目をつけるくらいまで、焼いてあげていいかなとなったら返して、また裏もちょっと焼いてあげます。全部に均等に焦げ目はつけなくても大丈夫です。そこにめんつゆを、400gくらいのキノコに対して70ccくらいのめんつゆを入れて煮詰めてあげるとこれだけで、もう当座煮っていうお惣菜になります。そのまま食べても美味しいんですが、これをまたお湯に入れて、そこに豚肉だったり、あるいは生姜をちょっと刻んで入れてあげたりすると、とっても美味しいキノコスープになります。

2品目はくるくる豚汁です。秋になると暖かい汁物は嬉しくなりますよね。皆さんのお宅でも豚汁を作ることがとっても多いと思うんですが、ご紹介するのは豚汁の豚肉をくるくる巻いて塊り肉風にした豚汁です。豚ばら肉の薄切りを買ってきて、それを1枚ずつ端から巻いていきます。この時、塩胡椒をしたり、中に何かを巻いたりする必要はありません。ただくるくる巻いていただくだけで結構です。これを大根や白滝と一緒に普通に豚汁にしていただければ、この巻いた豚肉の層の中に味噌汁がちょうど入って、とってもジューシーな豚汁になるんです。」

スープは、旬の食材を味わうのにもオススメなんだそうです。
食欲の秋、旬の食材でスープを1品作るのはいかがでしょうか?

有賀 薫|note

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