UR LIFESTYLE COLLEGE

2018.04.08

ライターで、早稲田大学文化構想学部の助教、トミヤマ・ユキコさん

1979年、秋田県出身。
早稲田大学法学部、大学院文学研究科を経て、現在は、労働系の少女マンガの研究者として、講義も担当されています。

また、ライターとしては、「小説すばる」や雑誌「ESSE」などに執筆。

2013年には、リトルモアから「パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100」を出版。
さらに昨年3月には、左右社から、清田隆之さんとの共著、「大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ」という本も、出版されています。

「今日は大学1年生の4月にちょっと気をつけておいた方がいいなと思う事をアドバイスします。4月になったばかりですが、五月病が控えていますので、五月病対策を早めにしてもらうといいと思います。

五月病がやってくると、なんとなく倦怠感があったり、なんとなく違和感があったりすると思うんですけど、そこが自己内対話のチャンスですので、どういうところが嫌なのか、どういうところが自分にあってないと思っているのかを考えてもらうといいと思います。そうすると5月以降の対策っていうのがすごくしやすくなります。例えば、すごくつまらない授業を取ってしまったっと思ってしまったら、じゃあその授業を出るのを辞めて、他の授業に潜ってみようとか、その時間はアルバイトに当てようとか。なんでもいいんですけど、その授業が嫌なんだ!合ってないんだ!っていう事を自覚することがすごく大事です。あるいはちょっとこのクラスで友達ができなかったと思ったら、じゃあサークルで友達を作ってみようとか、アルバイト先の人ともっと親しくなってみようとかっていう第二、第三の選択肢について考えることもすごくいいことだ思います。

先生の目から見て一番危ないのはなんかぼんやりしている人が一番危なくて、学校がそんなに嫌なわけでもない。友達がいないわけでもない。でもなんとなくズルズルと大学に来なくなる。こういう子たちが一番復帰するのに時間がかかるし、復帰した時に浦島太郎状態というか、周りはすでに学生生活をエンジョイしてる人たちが多くて、そこに入れなくなって孤独感を感じてしまったりするので、なんか五月病っぽいなと思ったら、何が嫌なんだろうってことをしっかり考えておくと。嫌でいいので嫌な気持ちっていうのときちんと向かい合ってもらうと、その先すごくスムーズに五月病から抜け出せるかなと思います。」

大学一年生のみなさん、または、大学一年生が周りにいるみなさんいかがですか?
色々と周りの環境も変わってきますが、5月病対策、しっかりとっておきましょう。


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