
2018.02.11
武蔵野美術大学 造形学部卒業。
アートディレクター、グラフィックデザイナーを経て、ケーキ屋、パン屋に勤務後、2007年にジャムの製造をスタートします。
mitsukojiは、ジャムに必要な果物の収穫時期を、生産者の方と相談するところから、パッケージのデザインまで、
ジャムの全てを手がけているのが特徴。
生産者の方々への感謝を込め、ひとつひとつ手作業で、丁寧に作っています。
現在は、全国の取扱店への委託販売を行う一方イベントに参加。
人の深いところに届く、何かを動かすジャムを作り続けています。
「今回はジャムについてお話しします。これからの時期でしたらイチゴが出回って来れば、イチゴの丸ごとなものや、手で崩したものだったり、ナイフでカットしたものに重量の半分の量の砂糖を加えて、レモン汁もかけていただいて、それを混ぜると糖度に引っ張られて果物から水分が出てくるんですね。その状態でゴムベラで滑らかに混ぜた状態で、火にかけてクツクツとアクを取りながら煮ていくんですけど、イチゴがやりやすいかと思いますね。初めての方は。
この時期は金柑のマーマレードをベースにキャラメルを流し込んだジャムを作ってます。金柑を刻んでマーマレードにするんですけども、トロミ具合ですとか、香りが立つように作るのがマーマレードは一番難しいんですが、じっくり作った後にキャラメルを流し込むジャムです。
私が一番好きなのはトーストに乗せるのが好きなんですけども、カリカリのトーストにお好きなバターを塗って、ちょっと溶けたところに、金柑キャラメルのマーマレードを垂らしていただいて食べると、すごく香りが良くてピールの苦味と酸味も混ざってすごく美味しいと思います。」
この金柑とキャラメルのマーマレードは、イギリスの国際マーマレードアワードの職人部門で金賞を受賞したもので、この時期にしか製造できないジャムだそうです。
気になる方は、ジャム製造「mitsukoji 」の公式インスタグラムをチェック下さい。
mitsukoji / みつこじ