UR LIFESTYLE COLLEGE
2018.02.04
パンコーディネーターのひの ようこさん
ひのさんは、これまでに６万種類のパンを食べ、毎日３食パンという生活を１７年間送っている、パンのエキスパートです。
また、パン好きのパン好きによるパン好きのためのサークル、「こんがりパンだ パンクラブ」を主宰。
1999年に発足して以来、試食会、イベント、トークショーなどを定期的に行っています。
「今回は全国の美味しいパンをピックアップして紹介したいと思います。まずは東京なんですけど、昨年の11月にオープンしましたBEAVER BREADというお店を紹介したいと思います。某有名フレンチのベーカリーに勤めてらっしゃった方がシャフを担当されているお店で、パン好きの間では大注目のお店になっています。そのBEAVER BREADさんの中でも、私の一押しはカンパーニュというパンなんですけども、大きさは寝るときの枕くらいのサイズに焼き上げたカンパーニュなんですが、それを量り売りで買うことができます。そのまま食べてももちろん美味しいですけど、お料理と合わせたり、チーズやワインと合わせて食べても美味しいくて、外側はパリッとして中はムチムチとして、香りもすごくいいですし、何回もリピートして買いたくなる美味しいカンパーニュです。
続いては京都なんですけど、京都の宇宇治市。駅でいうと黄檗というところに、たま木亭というとっても有名なパン屋さんがあって、こちらのお店はずっと長く人気があるお店で何年か前に改装して広くなって買いやすくなったんですが、京都に行くと毎回というくらい通っているお店です。そこの中でも一押しなのは堅焼きバターというパンで、フランスパンの生地の中にバターがたっぷり入っていて、できれば焼きたてに出会えたらすぐに食べていただきたいんですけど、なんとも言えない塩味と、フランスパンの生地の香りがマッチしていて後に引く美味しさで、ぺろっと食べれてしまうパンです。
続いて北海道なんですが、最近全国でご当地パンというのがとても人気なんですが、北海道のご当地パンでとても人気なのがちくわパン。パン生地の中にちくわと、ちくわの中にツナサラダが入っていて、マヨネーズ味のなんとも素朴な惣菜パンなんですけども、その発祥のお店がどんぐりというお店なんですね。そのどんぐりさんに行くと必ず、ちくわパンを買っています。そういった感じで、その土地の美味しいご当地パンを楽しむのもオススメです。」
ひのさん曰く、201６年は、京都はパンの消費量が全国一位だったそうです。
また京都はパン屋さんが多いのも特徴！
ご紹介した「たま木亭」以外にも、荒神口通にある、「ランド」というお店のミルクフランスが絶品なんだそうです。
こんがりパンとおいしい日々 パンクラブ ひの ようこ オフィシャルブログ
こんがりパンだ パンクラブ
