2025.01.19
毎月3週目は、インテリアスタイリストの
さかのまどかさんにお話を伺います。
さかのまどかさんは、インテリアショップでのコーディネート、
バイヤー、マネジメント業務などを経て、
フリーランスのインテリアスタイリストとして活動をスタート。
以来、広告・webなどのインテリアスタイリング、
商業施設・ホテル・オフィスなどのアートワークやディスプレイなど
さまざまなコーディネートを手がけていらっしゃいます。
今回は「2025年のインテリアのキーワード」について伺いました。
新しい年が明け数週間が経ち、
すでに日常生活に戻っていらっしゃる方も多いかと思います。
今日は、2025年のキーワードというテーマで、インテリアについてお話しさせて頂きます。
今年も『relux』できる空間、
くつろぎのための居心地の良い部屋づくりはキーワードとして欠かせないと思います。
『帰りたくなるお家づくり』をしていきたいですね。
では何をもって『relux』するのか、
・植物を置くこと、というのも一つ。
・柔らかな色合いにお部屋をまとめる、というのも良いと思います。
例えばベージュトーンやピンクなど。
他にも
・ファブリックの素材感をこだわったり、
・サステナブルなアイテムを選ぶことが、
安心につながったり、色々なことが考えられるかと思います。
自分にとっての『リラックス』はなんだろう、
と考えてみるのが良いかもしれません。
例えば、『旅行』『ブルー』『映画』など、
好きなことや、好きなテーマ、色を主軸にしてインテリアを考えることが出来ます。
我が家には和室があるため、
『和のとり合わせ』をキーワードにしてみることにしました。
今年は巳年ということで、ヘビにちなんだ飾りを色々楽しんでいます。
年末から年始にかけてへびの飾りを作られたり、?飾られた方もいらっしゃるかと思います。
へびには古来から豊穣や金運を司る神様として祀られることもあり、
いろいろな国で神聖な生き物として認識されてきました。
脱皮をするたびに表面の傷が治癒していくことから、再生のシンボルとされています。
そんなヘビにあやかってヘビ飾りを置くそうですが、
日本の物と海外の物とでは印象がかなり異なり面白いので、
メキシコのヘビのフラワーベースなども見立てて飾ったりしています。
『relux』できる、居心地の良い部屋を想像してみましょう、
帰りたくなるようなお部屋づくりができると良いなと思います。
coryo - インテリアスタイリストさかのまどか