UR LIFESTYLE COLLEGE

2022.01.23

愛知の職人、伝統工芸にフォーカス

今週は、札幌 FM NORTHWAVE、名古屋 Zip-FM、
大阪 FM802、福岡 cross fm、JFL各局のリポートをお届けします。

それぞれの土地の衣食住や見どころなど、各地の魅力をコメントでご紹介。
その土地を知りたくなる、その土地が好きになる、そんな情報をお届けします。

今回は「愛知」にフォーカス!
名古屋 Zip-FM ナビゲーターのMEGURUさんに、
「愛知の職人、伝統工芸にフォーカス」について伺いました。


経済産業省が昭和59年から行っている「KOUGEI EXPO」というイベントがあるのですが、
昨年11月に、35年ぶりに愛知県で「KOUGEI EXPO IN AICHI」として開催されました。
僕、MEGURUも職人の方とお話する機会がありました。

愛知県の伝統工芸といえば、
例えば、尾張地区の赤津焼、尾張七宝。
名古屋地区は、有松・鳴海絞り、名古屋の桐箪笥。
知多地区は、常滑焼。
西三河地区は、三河仏壇。
東三河地区は、豊橋筆などがあります。

この中からピックアップしたのが「名古屋仏壇」。
名古屋仏壇は、絢爛豪華で派手!
名古屋城、名古屋巻、ブランドもの好きな
自分たちのこの名古屋の世をあらわにしているというか…。
昔から名古屋のそういった文化を伝統工芸が表していたのかなと。
名古屋仏壇は金をたくさん貼って絢爛豪華に見せる、
こういうところの礎って、文化としてあると職人さんに聞いて思いました。

近年、仏壇の需要も減っている中、
職人さんたちも仏壇だけ作っているわけではなくて、
その技術を応用して、ブローチを作ってみたり、
名古屋仏壇の金箔をはる技術でナイフのえの部分に金箔を入れてみたりと、
仏壇の技術を使ったものがイベントでは売っていました。
とってもいい!と思ったのですが、会場で買った人がいなかったそう。
でも、技術の継承がいろんなところにあるんだなと感じました。



今回のトークショーの中で「伝統工芸とデジタルの融合について」お話しする機会がありました。

有松・鳴海絞りの職人さんを迎えてトークショーをやったのですが、
有松・鳴海絞りは、柄、パターンがおよそ100存在するんです。
一人基本的にはひとつの柄しか絞れないので、
100パターンあるということは、職人さんが100人いらっしゃる。
逆に言うと、その職人さんがいなくなってしまったら柄を守る人がいなくなる。
ただ、現在は50くらいまで減っているそうです。
これではいけないということで、デジタルで取り入れる動きがはじまっています。
例えば、転写プリントしたり、レーザー加工をしたりすると木目にも柄が出せたりする。
今までは衣類だけどでしたが、転写できるとなれば、
家具の壁に有松・鳴海絞りの柄を入れたりとか、いろいろなところに活かす事ができます。
伝統工芸を受け継ぐ人が少なくなり、産業の衰退と捉えがちなのですが、
技術や革新を応用することによって、伝統工芸にはまだまだ可能性があります。 
人間の1/fゆらぎがおこせる名古屋の伝統、手仕事、ふれる機会があれば嬉しいです!