UR LIFESTYLE COLLEGE

2019.03.17

防災・減災のコミュニティ

毎月3週目は、人と和のために働き、都市の社会問題を解決することをミッションに活動する「HITOTOWA」の代表、荒昌史さんです。

荒さんは、2005年から、NPO法人GoodDayにて、自然体験を行う活動をスタート。
その後、2010年にHITOTOWAを設立。
ネイバーフッド・デザインと題し、人々のつながりを作りながら、自然共生や防災減災、子育て支援、お年寄りの見守りや、生きがいづくりなど、地域を元気にする、様々な活動を行っています。

今回は、「防災減災のコミュニティ」について伺いました。

「コミュニティというと、最近はすごく楽しいものだと思いますし、どちらかというと趣味のためのコミュニティというのが広まっていると思ってます。それはそれで素晴らしいことなんですが、僕自身は、都市のコミュニティの本質的な価値は助け合えるかどうか。防災減災にあるんじゃないかなと思います。

防災減災自体は、自助、自分で自分の身を守る。
公助、公に助けてもらう。
共助、共に助け合う。
この3つが揃って、はじめて防災減災がなされるという風に考えられてまして、そのなかでも、僕自身は、共助、共に助けあるかどうかっていうのが、非常に重要なんじゃないかと思ってます。日本の防災減災だと、共助っていうのがすごく精神論、共に助け合いましょうっていうスローガンで終わっている。共に助け合う為には、日頃からお互いのことを良く知ることも大事ですし、日頃から共助のためのトレーニングを積んでいることが大事だなっていうふうに思います。助け合えてもらえるような自分になるっていうのも1つですし、あと防災心理学の世界では、顔と名前を知っている人同士だと、助け合いの行動が促進されるというデータがあしまして、つまり他人同士だとなかなか助け合いが生まれない。でも仲が良いと助け合いが生まれるということになりますので、日頃から周りの人達と仲良くしていくのが重要じゃないかなと思います。

例えば職場でしたら、上下関係、部署を飛び越えた人間的なつながりをちょっとでもするといいと思いますし、お住まいの地域であれば、挨拶をされたら挨拶をするとか、あとは地域のイベントをちょっと調べてみて顔を出してみるとか、行きつけのBARを探すとか。そういうところから始めてあとは気の合う人と自然にいられる人が生まれてくるのを待つっていう形でいいと思います。


防災減災の訓練は非常に重要です。災害は本当におそろしいことが起きてしまうので、なかなか意識づけだけだと耐えられないところが多いので、訓練をしておくことが大事です。なので地域の防災訓練い積極的に参加する。あるいは、ちょっとメニューが固定化されていることが日本の防災訓練には多いので、新しいことにチャレンジしていくってことも大事だなと思います。。

そして、もっとも大事だと思うのは、訓練を通じて仲のいい関係性を築くということが大事だと思っていて、僕達の訓練はサッカーをしながら防災を学ぶゲームをしたりとか、ちょっと楽しい要素を入れて多世代で学べるものを取り入れたりしています。」

私たちが、今後も避けては通れない災害。
非常時の対応、普段からしっかり向き合って、準備しておきたいですね。

HITOTOWA