JUST A LITTLE LOVIN' MONDAY-THURSDAY 05:00-06:00

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2025.09.01

9/1 (月) #609 JUST A LITTLE LOVIN’
9月がスタート!
「今年もあと4ヶ月、早い!」という声とともに、週末の猛暑に驚いたというメッセージもたくさん!
9月も猛暑が続くとの予報…
無理せず、水分補給を忘れずにいきましょう。

今朝のメッセージテーマは「備えてます」。
非常食やモバイルバッテリー、家族との連絡方法など
“モノの備え”から“気持ちの備え”まで、たくさんの投稿ありがとうございました!

《LIVING ON THE EARTH》

今週は「防災週間」スペシャル。
テレビやYouTube「死なない防災!そなえるTV」などでおなじみの
備え・防災アドバイザー 高荷智也さんをお迎えしています。

初日のテーマは「見るだけで終わらせない、ハザードマップ活用術」。
つい“自宅の色”だけを見て一喜一憂しがちなハザードマップですが、
本当に大切なのは「我が家の避難方針」を決める“行動の地図”として使うこと。

・色がついていない地域でも、周辺の地形や過去の水害実績を現地で確認する。
・色がついている地域なら、階数や建物条件で“在宅安全”か“避難が必要”かを判断。
・年に一度は最新版を確認(避難場所の変更・想定の更新に注意)。
・実際に避難ルートを歩く“防災散歩”で、用水路や冠水しやすい道を把握。
・防災リュックは「背負って歩ける重さ」に調整←ここが盲点!

“見る”から“一歩踏み出す”へ。今日できる具体策が満載でした。
明日は「備蓄」について。家庭に置いておきたいアイテム、用途別の考え方を伺います。

《FIND MYSELF》
月曜恒例「AROUND THE WORLD」。
今日は『防災の日』にあわせて「災害時の外国人支援」を特集しました。

お話を伺ったのは、公益財団法人 東京都つながり創生財団・諏訪さん。
財団は、東京都が設立した「多文化共生社会づくり」「共助社会づくり」を推進する団体で、
外国人相談窓口や地域日本語教育、そして災害時の外国人支援体制づくりを進めています。

その取り組みの一つが「外国人のための災害時Q&A集」。
台風や地震の時に「どこへ避難すればいい?」「家が壊れたらどうすれば?」といった、
外国人の方が抱きやすい疑問をQ&A形式でまとめたマニュアルです。
最新の情報は 東京都多文化共生ポータルサイト「TIPS」 に掲載されています。

外国人のための災害時Q&A集
https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/support_disaster/qa.html

災害時に外国人が直面する大きな課題は「言葉の壁」。
避難指示や警報など命に関わる情報がほとんど日本語で発信されるため、
「不通」を“普通”と誤解して電車を待ち続けた例や、
避難所での「静かに列をつくる」といった日本独特の暗黙ルールが理解されず戸惑う事例もありました。
また「ご自由にどうぞ」と書かれた貼り紙を見て、日本人は1人1つ取るのが常識でも、
外国人の方は家族のために多めに持ち帰ってしまい、誤解を生むケースも。

こうした違いは“非常時の不安”をさらに大きくしてしまいます。
だからこそ、情報を多言語で提供し、マナーやルールをわかりやすく伝える工夫が必要。
そして私たち日本人にも「相手の文化を理解しよう」という意識が求められます。

諏訪さんからは「日本人にできること」として、
・やさしい日本語や簡単な英語で「一緒に逃げましょう」と声をかけること
・平時から挨拶や地域交流を大切にして関係をつくっておくこと
が大きな支援につながると教えていただきました。

最後のメッセージは、
「外国人も日本人も、同じ地域に暮らす隣人として共に備えることが大切」。
防災はモノの準備だけでなく、人と人とのつながりの準備でもある。
今日からできる小さな一歩を意識していきたいですね。

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