Selector：武市和希 (mol-74)
バンド、mol-74から
武市和希さんが登場！
テーマが「それぞれの楽曲の主人公たちが自らの瞳で捉えた光」という
ニューアルバム『Φ』についてもじっくり伺いました！
【RADIO ENSEMBLE PLAYLIST】
2024.6.4 Tue / Selected by 武市和希 (mol-74)
M1. オレンジとブルー / mol-74
M2. くだらないの中に / 星野源
M3. 陽炎 / フジファブリック
アルバムのタイトル『Φ』にこめた意味を伺いました。
ー「Φ」っていう記号は、光の明るさ＝「光束」を表す記号であり、直径を表すでもあるダブルミーニングなんですけど、この２つの意味で『Φ』という記号を使っています。
アルバムのコンセプトにバッチリハマった感じですか？
ーアルバムのコンセプトが「光」になっていて、光にまつわる言葉とかを探していたときにこの記号に出会って、バンド名が「mol-74」で読みづらいというところと親和性を感じて全会一致でした。
武市さんの書く歌詞が、 情景描写と心理描写の巧みさがすごいなと思いつつ、切ない感情と美しい感情はすごい近いところにあるのかなという気がしました。
聴くシチュエーションによっても感想が変わりそうですよね。
楽曲「オレンジとブルー」はどうやって作ったんですか？
ーこの曲は最後に作ったんですけど、僕はいつもメロディーを作るときに情景とか時間帯とか季節があったりして、そこを元に作っていく感じですね。メロディーが先で歌詞から先に作ったことは無いですね。
歌詞が魅力的ですが、どんなところからインプットしているんですか？
ー映画見たりとか、小説を読んだりとか。
自分の経験していない物語を書けないんですよ。
何か少しでもエッセンスとして触れたものと、映画や小説を見たときに重なる部分を「この情景はいつか作りたいな」と思います。
楽曲「アンサーソング」は2014年のミニアルバムに収録されていた楽曲の再録になっていますが、どういった経緯で再録することになったんですか？
ー最初冗談で、再録したらいいんじゃないって話が出たんですけど、ちょうどこの曲が未来に対しての光だったりとか、僕がメンバーに対して歌った曲になっていて、2014年は、ベースの高橋くんが加入する前だったんですね。なので、今のこの4人でこの曲をとれば、自分たちの光の表現として1つ意味のあるものになるなと思って再録しました。
武市さんに夕方5時にみんなで聞きたい曲を選んでいただきました。
ー京都に住んでるんですけど、もし東京に住んだら夕方に聞きたいなと思って選曲しました。
星野源「くだらないの中に」
さらにもう一曲選曲していただきました。
ーなぜかこの曲を聴くと「こち亀」の世界観が浮かんできて、夕方に合うなと思って選びました。なぜ「こち亀」が出てくるのかはわかりません笑
フジファブリック「陽炎」
mol-74「Φ」release tourが今週からスタート！
11/8（金）東京：Zepp Shinjukuでの追加公演のチケット２次販売が始まります！
ぜひチェックしてみてください！