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2023.05.08

【FIST BUMP】

元プロBMX選手でアパレルブランド「430(Fourthirty)」を営む上原洋さんが語るBMXの楽しみ方

グータッチでつなぐ友達の輪!
「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

5月8日は、元プロのBMXライダーでアパレルブランド「430(Fourthirty)」の上原洋(うえはら ひろし)さんが出演。オリンピックの種目にもなった自転車競技「BMX」と出会ったきっかけや、アパレルブランド「430(Fourthirty)」の命名の由来、競技としてのBMXの楽しみ方などを伺いました。



Celeina:2001年に立ち上げられた「430(Fourthirty)」はBMXをルーツにしたアパレルブランドということで、こちらはどういった経緯で立ち上げられたんですか?

上原:ブランドとして確立したのが2001年なんですけど、最初に自分の手でTシャツを刷ったのは1996年ですね。

Celeina:ご自身で刷って販売して。

上原:僕、そのときに岡山にある洋服屋で働いてて。とても厳しい先輩のお店だったんですけど、そこで、どういうものが売れるのかとか、どういうふうに洋服を作るかとか学べて。岡山なんで、Tシャツ工場だったりデニム工場だったり、縫製工場だったり、インフラがあるんですよ。洋服屋で働いてた1996年、友達と初めてBMXのコンテストに出たときに、名前や住所を書く欄の下に「スポンサー」っていう欄があったんですよ。何だこれ? ってなって、その友達曰く、上手い人はここに何か書くらしいよって言うんで、何か僕たちも書きたいよねって。ちょうどその日が4月30日だったんで「430」と書いて。

Celeina:なるほど。そういうことだったんですね。友達と決めたという。

上原:僕の中では、読み方は「Fourthirty」じゃなくて「430(よんさんぜろ)」だったんですよ。でも、BMXの大会に出たときに、MCの方が「スポンサー、Fourthirty」って言ったんですよ。で、終わった後に、あの言い方カッコ良くない? ってなって。

タカノ:面白い。自然と出来上がってきた感じなんですね。

Celeina:その後、2010年には直営店を原宿にオープンされていると。

タカノ:すごいですよ。1996年から数えたら27年ぐらいの歴史があるってことですもんね。

Celeina:この「430(Fourthirty)」のコンセプトが「Everything is the fuel to our energy」「取り巻く環境全てが原動力」ということで。この思いはどこから来てるんですか?

上原:僕の周りって、BMXライダーもそうですし、スケートやってる子だったりDJやってる人だったりダンサーだったり、いろんな人がいるんです。自分たちでイベントをやったときも、いろんな人の力を借りてて。例えば、洋服を作るときも、デザインをアーティストやペインターの方に協力してもらったりして。周りの人の力で僕たちずっとやってきたなっていうのがあって。それが、このコンセプトに繋がってますね。

競技としてのBMXの楽しみ方
Celeina:BMXはストリートカルチャーでありながらオリンピック競技としても注目されているじゃないですか。競技としての魅力をお伺いしていきたいんですけれども、BMXを見るのが初めてという方に、BMXのこれを知っていたら楽しめるよってコツとかあったりしますか?

上原:実は、同じようなことをしてるようで、個々人でこだわってることが違うんですよ。高さが違ったり、スピードが違ったり。例えば、Xゲームで出る中村輪夢選手とかは、とても高いんですよね。パッと見で気付くのはすごい難しいんですけど。あとは「BMXフラットランド」っていうカテゴリーにも、このXゲームがあるんですけど、フラットランドって、その他の競技に比べて年齢幅が広いんですよ。17歳から45歳ぐらいまでいるんです。しかも今回、「バトルフォーマット」っていう一対一で戦っていくフォーマットだったりして、自分の年齢層を重ねて見れたりするんで、そういうのも面白いかもしれないです。

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https://niewmedia.com/specials/011206/