GRAND MARQUEE

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2022.10.25

【BACK PACK TOKYO】

無人の古本屋さん「BOOK ROAD」
Reporter:近視のサエ子

今最もリアルで面白い東京シティーガイドを目指すコーナー「BACKPACK TOKYO」。
今回は、ミュージシャン、アートディレクターなど多彩に活動する“ややこしい女”、近視のサエ子が、
JR 三鷹駅北口から徒歩 12 分、三谷通り商店会の中ほどにある無人の古本屋さん「BOOK ROAD」にお邪魔しました!

コロナ禍以降、無人〇〇というお店、増えていますが、こちらの「BOOK ROAD」さんは
そのはるか以前、2013 年に開業した無人の古本屋さん。
ガラスの扉を開くと広がるのが、たった 2 坪の空間。ホワイトでまとめられた店内には本棚が6つ。
そしてガチャガチャが“鎮座”!
こちらの「BOOK ROAD」さんのユニークな特徴の一つが、決済方法がなんと!ガチャガチャ!
本の値段は 300 円と 500 円、800 円も。その値段をガチャガチャに入れて決済!
出てくるカプセルの中にはお店の袋が入っていて、それに本を入れて持ち帰るというとってもアナログなシステムなんです。

店主の中西 功さんは元「楽天」にお勤めで、ネットショッピング(EC サイト)に関わるお仕事をされていたとか!ご自身の本がたまりすぎて奥様に処分してと言われたことがキッカケでこの無人古本屋さんをはじめたそうです。本の仕入れはご近所の方などから頂くものとご自身の本でまかなえているとか。この東京でオープンから9年、皆さんの善意で成り立っているところがスゴイ!
「BOOK ROAD」は24 時間年中無休ですので、
是非、このアナログ体験、味わって頂きたいです!